東国原英夫氏登場!宮崎県知事選挙を振り返る!あのサプライズ応援はどう実現した?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2023年3月23日に公開された動画ではゲストに元宮崎県知事・元衆院議員の東国原英夫氏をお招きし、昨年の宮崎県知事選挙について語っていただきました。

立候補を決めた理由は?あのサプライズ応援はどうやって実現した?

【このトピックのポイント】
・宮崎県知事選挙の投票率の低さへの危機感が出馬の背景にあった
・情勢調査は実施せず有権者の空気感で選挙戦略を決めていた
・元夫人のサプライズ応援で演説を噛みまくる

東国原氏のプロフィールは以下の通りです。

1998年にある「不祥事」で謹慎になったことをきっかけに政治家への転身を決意。早稲田大学で政治について学び約10年かけて「ふるさとに貢献したい」という思いを実現されました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして東国原氏に回答していただきました。

2022年宮崎県知事選挙裏話

東国原氏は2022年12月25日投開票の宮崎県知事選挙に立候補し、約24万票を獲得。現職の河野俊嗣氏に2万3044票差で敗れました。

出馬の理由について東国原氏は河野氏の強さゆえに宮崎県知事選挙の投票率が低く無投票に近い状況に陥っていること、また宮崎県の発展度の低さに危機感を持っていたとコメント。さらに宮崎県内の知人から受けた「宮崎をもう一度盛り上げて欲しい」という声が立候補のきっかけとなったようです。

結果について東国原氏は、河野氏に敗れたこと以上に投票率に悔しさを滲ませました。東国原氏は60%を目標としていましたが56.69%に留まっています。

MC鈴木邦和「56%もすごくないですか?でも60いってたら勝ってましたよね」

東国原氏「たらればですけどね。その可能性は高かったんじゃないかな」

最終的には接戦になったものの、選挙前はかなり厳しい状況が伝えられていた東国原氏。それでも諦めなかった理由については「県民のみなさんに宮崎はこのままでいいんですかということを問題提起したかった。その思いが勝った」と強い覚悟で臨んだことを振り返りました。

苦しい戦いになることが明らかだったゆえに、東国原氏は選挙期間中は調査はせずに現場で見える有権者の空気感で状況を判断し戦略を練るという定石破りの方法で選挙戦を展開しました。

当初は批判の多かった1期で退任したことの説明に注力したものの、有権者から「それより未来を語ってくれ」という声を受けて演説の内容を切り替えていったとのことです。ただ、東国原氏は元々批判への説明と政策の話を半分ずつ盛り込もうとも考えていました。

東国原氏「今考えると読みが誤ったのは(批判対策を)1/3にしてあとの2/3を未来構図にするべきだったというのは反省点です」

また、宮崎県知事選挙では元夫人のかとうかずこ氏がサプライズで応援に駆けつけたことも話題になりました。

MC鈴木「選挙の構図としては日本でも例を見ない……。このときどんなお気持ちだったんですか?」

東国原氏「複雑ですよ」

かとうかずこ氏が宮崎に来たのは選挙最終日の12月24日でした。

選挙カーで県内を回る東国原氏にはシンガーソングライターの加藤登紀子氏が来るという誤った情報が届き、東国原氏は半信半疑で了承。昼過ぎにかとうかずこ氏のことだと判明したときには驚きとともに今の夫人の立場や気持ちを心配したとのことです。

しかし今の夫人が快く了承したため、最終的に元夫人・現夫人・そして息子で政策秘書を務める加藤守氏の3人を背に東国原氏が教育問題について演説するという他に類をみないシチュエーションが実現しました。

MC鈴木「面白いですねそれ!」

東国原氏「面白くないよ!」「僕選挙演説であまり噛まないんだけど、何回も噛みました」

動画本編はこちら!

宮崎県知事選挙を東国原氏はどう戦った?元夫人によるサプライズ応援の裏側とは?

選挙ドットコムちゃんねるは毎週月曜日は21時から生放送、火曜日~土曜日は18時に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

© 選挙ドットコム株式会社