期待のホープが輝きを増して帰ってきた。U―20(20歳以下)アジアカップ(ウズベキスタン)で4強進出に貢献したJ1横浜MのMF山根陸(19)がチームに合流。「濃い時間になったし、チームとしても個人としても(U―20)ワールドカップ(W杯)に向けていい積み上げになった」と充実の表情を浮かべた。
今月18日まで行われた戦いでは、準決勝でイラクに敗れたものの5~6月に行われるU―20W杯(インドネシア)の出場権を獲得。自身、ボランチの一角として得点に絡むなど大きなポテンシャルを発揮した。
「(W杯に)出ないといけないという使命感はあったし、あのピリピリした感じはいつも味わえるわけではない。サッカー人生を左右するほど大きな大会になった」。新型コロナウイルス禍でUー17世代では国際大会が中止されただけに、糧となる時間だったという。