オープン戦31日目 エンゼルスがドジャースに完封負け 大谷1安打

日本時間3月27日、シーズン開幕を4日後に控えるメジャーリーグは、オープン戦がスタートして31日目を迎えた。エンゼルスは今日からドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」3連戦がスタート。その初戦は、クレイトン・カーショウをはじめとするドジャース投手陣にわずか4安打に封じられ、0対3で完封負けを喫した。大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場し、カーショウからチーム初安打を放って3打数1安打。なお、ピッチクロック導入の効果もあり、試合は2時間8分で終了した。

エンゼルスはドジャース先発のカーショウを打ち崩せず、初回先頭から11人連続アウト。4回表二死から大谷がライトへのヒットを放ったが、得点にはつながらなかった。5回表二死1・2塁のチャンスでは、ジェレマイア・ジャクソンがショートゴロに倒れて無得点。結局、カーショウは6回74球を投げて被安打3、奪三振7、無四球、無失点の好投でマウンドを降りた。

7回以降、エンゼルスは毎回走者を出したものの、ドジャース救援陣に無得点に抑えられ、0対3で試合終了。ドジャースはマックス・マンシーの3号ソロ、クリス・テイラーの2号ソロ、ジェームス・アウトマンの3号ソロと3本のアーチで3点を奪い、7回以降は4人のリリーバーをつないでエンゼルスの攻撃をシャットアウトした。

大谷はカーショウと3打席対戦し、空振り三振、ライトへのヒット、ライトフライで3打数1安打。9回表に第4打席が回ってきたが、マット・サイスが代打に起用され、大谷は打席に立たなかった。

このほかの日本人選手では、レッドソックスの吉田正尚がツインズ戦に「4番・左翼」でスタメン出場し、空振り三振、センターフライ、四球で2打数0安打1四球。5回裏に四球で出塁した際、ジャレン・デュランが代走に起用され、吉田はベンチに退いた。

メジャーリーグのオープン戦は残り2日。日本時間3月30日は試合がなく、日本時間3月31日に全30球団が一斉に開幕を迎える。

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