横浜で近代下水道が導入されてから150年の節目を機に、横浜市の下水道事業の広報大使を務めた俳優の釈由美子さんが27日、市役所で山中竹春市長に活動内容を報告した。8カ月余りの任期を振り返り、「あらためて下水道の大切な役割を実感した」と話した。
釈さんは市内在住。2019年に出演した仮面ライダーシリーズで、下水道事業に欠かせないマンホールを使って戦う役柄を演じたことから「マンホール女優」とも呼ばれている。昨年7月に広報大使に就任し、イベントやPRポスターに出演したほか、1日下水道センター長を務めた。
下水道の知識を深めるために、図書館で本を借りたという釈さんは「水をなるべくきれいにしてから流すようになった」と行動の変化に言及。一連の広報活動によって「少しでも興味を持ってもらえたらうれしい」と笑顔を見せた。