「舞いあがれ!」が放送終了。ヒロイン・福原遥「舞の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれた」

NHK総合ほかの連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8:00ほか)が本日3月31日に最終回を迎え、昨年10月から半年にわたりヒロイン・岩倉(梅津)舞を演じた福原遥からコメントが到着した。

連続テレビ小説107作目となる「舞いあがれ!」の舞台は、1990年代から現在。舞がものづくりの町・大阪の東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語が描かれてきた。

最終回にあたり、「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています。物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした。心優しいのはもちろんですが、舞がいつも周りのことを見て、周りのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います」と心境を語る福原。

「最終回の撮影では、五島の皆さんがエキストラとして300人ぐらい集まってくださいました。中には船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました。また、空に飛び立つシーンではいろいろなことを思い出しましたが、中でも“お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ”という夢を実現できたというところには、私自身もグッとくるものがありました」と撮影を振り返る。

そして、「『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、『一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ』と背中を押してくれる作品だと思います。皆さまにも繰り返し楽しんでいただけるような作品になっていたらうれしいです」と思いを伝え、「最後に、多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、その一つ一つの言葉に励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

なお、NHK大阪放送局では、本日3月31日午後6・00から東大阪市で、福原、赤楚衛二、高橋克典、脚本の桑原亮子氏、俵万智氏が登壇する「舞いあがれ!感謝祭」を開催。イベントの模様はライブストリーミングで配信される。後日、 アーカイブス配信も実施する。

また、4月1日放送分では、最終週の振り返りを放送。語りは武田真一アナウンサーが務める。

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