AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE カフェラウンジ 〜 地元の人と旅行者が集まる「まちやど」の拠点

バーなどは行き慣れていないと、なかなかフラッと寄りにくいですよね。

気軽に寄って酒を軽く飲めたら便利です。

福山駅前にある「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE (エリア・イン・フシミチョウ・フクヤマ・キャッスル・サイド) カフェラウンジ」は、気軽に立ち寄れるカフェラウンジ。

名前のとおり、ゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE (以下:AREA INN FUSHIMICHO)」のレセプションに併設されています。

また同じフロアには映画館の受付も。

そのため、映画を見る人・見終えた人もやってくるなど、いろいろなお客さんがいます。

また、ゲストハウスのレセプションがあるので、福山市外から来た人も立ち寄ることも。

そんな気軽にドリンクやお酒が楽しめる店「AREA INN FUSHIMICHO カフェラウンジ」を紹介します。

なお、AREA INN FUSHIMICHOのゲストハウスとスタッフインタビュー、併設のコワーキングスペースhalappaの記事もあわせて見てみてください。

ゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO」のレセプションに併設するカフェラウンジ

AREA INN FUSHIMICHOのカフェラウンジがあるのは、ゲストハウスのレセプションと同じスペースです。

ゲストハウスを利用していない人もカフェラウンジで飲食できます

場所はJR福山駅前、天満屋福山店の北向かいにある「藤本ビルディング」の1階。

同じフロアには、同じフューレックが運営する映画館「シネマモード」の受付もあります。

奥に見える扉が、カフェラウンジの入口です。

店内には、厨房を囲むコの字型のカウンターが13脚。

写真提供:AREA INN FUSHIMICHO

カウンター席には一部電源コンセントが設置されていて、パソコンやスマホの充電に便利です。

ほかにも広々としたスペースに4人がけテーブル席が4卓。さらに中央には8人がけテーブル席が1卓あります。

カフェラウンジでは、イベントなども開催されることもあるとのこと。

カフェラウンジのスペースの横は、ゲストハウスのレセプションです。

またカフェラウンジの奥には、同じフューレックが運営するコワーキングスペース「halappa」もあります。

halappa

カフェラウンジの壁に描かれたイラストレーターの絵にも注目

カフェラウンジの壁には絵が描かれています。

この絵は雑紙『ポパイ』のイラストなどで活躍するイラストレーターのエイドリアン・ホーガンさんによるもの。

ホーガンさんが福山に訪れたときに印象的だったものが描かれています。

鞆の浦の仙酔島
AREA INN FUSHIMICHOリニューアル・オープン時のスタッフ
伏見町のAREA INN FUSHIMICHOへ通じる路地
ホーガンさんが印象に残った食べものなど

AREA INN FUSHIMICHOのカフェラウンジに立ち寄った際には、ぜひ見てみてください。

AREA INN FUSHIMICHO カフェラウンジのメニュー

2023年(令和5年)4月時点の情報。 価格は消費税込

AREA INN FUSHIMICHOのカフェラウンジは、ドリンク類を中心に軽食類もそろっています。

メニューは通年のメニューのほか、時季限定のメニューが多いのも特徴です。
アルコール類も多数ラインナップ。

また地元の商品を使っていたり、商店などとのコラボメニューなどもあります。

たくさんあるAREA INN FUSHIMICHO カフェラウンジのメニューのなかから、スタッフおすすめのメニューを紹介します。

「オリジナルブレンドコーヒー」は専門店が特別にブレンドしたもの

最初に紹介するのは、「オリジナルブレンドコーヒー」(460円)。

飲むと、コーヒーの豊かな風味や苦みが味わえ、大人のコーヒーという印象です。
コーヒーが好きなら、ホッと落ち着ける一杯ではないでしょうか。

なお、くぐり門の特別ブレンドコーヒーが楽しめるメニューは、オリジナルブレンドコーヒーとモカ、エスプレッソの3種です。

「自家製レモネード」は生口島産のレモンの自家製砂糖漬けがポイント

自家製レモネード」(500円)は、見た目が美しく清涼感のあふれるドリンクです。

グラスの中には輪切りのレモンの砂糖漬けが入っています。

自家製レモン漬けは、生口島産レモンと福山産ハチミツ、氷砂糖のみでつくっているのがポイントです。

AREA INN FUSHIMICHOのレモネードはとても透明感があります。

透明感のあるレモネードは、レモン漬けがしっかりとつくられている証拠だそうです。

飲むとさわやかな甘さのなかに、ほのかに酸味とレモンの風味を感じました。
夏の暑い日にピッタリではないでしょうか。

なお、レモン漬けは皮までまるごと食べられます。

食べてみると、レモンの強烈な酸味はなく食べやすかったです。

ほどよい甘酸っぱさと、皮のほんのりとした苦みがアクセントになり、サッパリとしました。

また、グラスの中にはきれいな水色の宝石のような個体が入っています。

これはAREA INN FUSHIMICHO自家製琥珀糖(こはくとう)です。

プニッとした弾力のある食感とシャリシャリとした歯ごたえのある食感が同居したおもしろい味わいで、ほのかな甘みがありました。

ちなみにレモネードはホット(500円)もあります。

「瀬戸内ソライロクリームソーダ」は美しい水色をした御当地コーラがポイント

瀬戸内ソライロクリームソーダ」(600円)は、写真映えのするインパクトあるドリンクです。

まず目を引くのがキレイに透き通った水色。

これは「瀬戸内ソライロコーラ」です。

瀬戸内ソライロコーラは真っ青な色をした「空色」という名前がピッタリのコーラ。
福山市の齋藤飲料工業が製造し、岡山市の栄家本店が販売する御当地コーラです。

コーラに塩が入っているのは意外ではないでしょうか。

飲むと高圧炭酸のキリッとした刺激が心地よく、スッキリとした味わい。
海水塩のしょっぱさはなく、見た目から想像できないですがコーラの風味です。

さらにバニラアイスクリームやサクランボ、クリーム、レモンがトッピングされていて爽やかさを添えています。

レモンはレモネードと同じもので、生口島産レモンをカフェラウンジで漬けたものです。

そのため、レモンは皮ごと食べられます。

「ジントニック」は広島のクラフトジン「桜尾」を使用

ジントニック」(750円)は、「桜尾(さくらお)」という銘柄のジンを使ったカクテル。

桜尾は、広島県の御当地ジンです。

広島県西部・廿日市市(はつかいちし)桜尾にある中国醸造という老舗の酒造会社がつくっています。

桜尾を使ったジントニックをグビリと飲むと、キリッとした口あたりとともにさわやかなレモンの香りが抜けていきます。

なおジントニックに入っているレモンは、レモンの収穫時期であれば生口島産レモンが入ります。

広島県でのレモンの収穫時期は、おおむね10月~翌年5月ごろです。

気軽にドリンク・酒が楽しめるAREA INN FUSHIMICHO カフェラウンジ

スタッフ 壇上真聡さん

AREA INN FUSHIMICHO カフェラウンジの中にゲストハウスのレセプションがあるので、宿泊のお客さんもやって来ます。

それだけでなく、地元のお客さんも大勢やって来ていました。

AREA INN FUSHIMICHO カフェラウンジは、フラッと気軽に立ち寄れる雰囲気なのが魅力です。

休憩、待ち合わせ、映画の前や後、仕事終わりに一杯など、いろいろな使い方もできます。

ドリンクやフードも、地元感があるものが多いのも特徴。

AREA INN FUSHIMICHOは、伏見町全体を「まちやど」とするのがコンセプトのゲストハウスです。

カフェラウンジは「まちやど」の拠点となる場所といえるのではないでしょうか。

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