「席の取り合い」にならない社会の実現を目指して!政府系金融機関の経験を活かして若い世代への投資を実現 金丸ゆうた氏インタビュー(PR)

日本政策金融公庫に勤務していた金丸ゆうたさんは、将来に対する危機感を覚えたことから2023年1月に退職して政治の道へ進むことを決断しました。日本は数多くの問題を抱えていますが、金丸さんが特に問題視しているのが人口減少問題。

「人口減少を解消しないことには他の問題に着手することができない」と、力強く口にされていました。

今回は金丸さんに、政治の道へ進むきっかけと今後実現したいことについて話を伺いました。

いわゆる「安定の道」を捨てて政治の道へ

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

まずは政治家を目指すことに決めた理由を教えてください。

金丸ゆうた氏(以下、金丸氏):

一番は危機感です。国内情勢、国際情勢が目まぐるしく変化する中、未来に対する危機感が募りました。宮崎市、日本ともに本当にこのままでいいのか。今の仕組みのまま、上の世代を支えていけるのか。将来、自分達の世代が支えてもらえるのだろうか、と考えました。

私は、このままでは難しいと思っています。同様に考えている人は多いのではと思いますが、行動に移す人は多くありません。自分事として考え、行動する人がいないのであれば、自分でやるしかないと思い政治の道へ進むことに決めました。

編集部:

これまでの経歴について、簡単に教えてください。

金丸氏:

宮崎大学を卒業後、日本政策金融公庫へ入社しました。主に中小企業や農業従事者を中心とした融資事業を担当していました。

福岡で4年、宮崎で5年勤めたのち、退職前の2年間は東京の本社で仕事をしていました。

支店時代は融資業務のみでしたが、東京の本社では融資制度の設計や国からの予算要求に携わっており、厚生労働省や財務省との折衝を行っていました。

編集部:

金丸さんは新卒からこれまで日本政策金融公庫に勤めてきて、いわゆる「安定した道」を捨てての挑戦だと思います。政治の道へ進むことに対する、周囲の反応はいかがでしたか?

金丸氏:

多くの方から「いい会社なのにもったいない」「今の会社を辞めるの?」と言われましたね。ただ、個人的には「安定した道」という言葉や考えそのものに疑問を抱いたことがきっかけとなって、今回の挑戦に繋がっています。

「安定した道」自体、国が正常に機能してこそ存在するものであり、国が不安定な中で安定を考えることはナンセンスだと考えています。歴史は教科書等で知ることは可能ですが、未来の教科書は存在しません。激動の時代において、安定した道があるのかどうか。若い世代は真剣に考える時期に来ているのではないでしょうか。

この想いを伝えたところ、ありがたいことに私の家族や親族を含め周りの方々は「やるからにはがんばれ」と、応援してくれました。

編集部:

金丸さんがこれまでに培ってきたキャリアや経験の中で、政治の世界で活かせる強みを教えてください。

金丸氏:

成し遂げる力ですね。やると決めたことに対しては、人並み以上の活動量を持って取り組んできました。

実際に日本政策金融公庫のときは、毎月のノルマをほとんど達成していました。最後の2年間に東京本社で仕事ができたのは、成し遂げる力を積み重ねた点が評価されたからこそだと思っています。

また、スポーツの話題ではありますが、大学時代に熱中したボウリングではパーフェクトである300点を取るほどに熱中しました。また、社会人になって始めたゴルフでは、ハンデ4のシングルプレーヤーとなり、関東のゴルフ場でクラブチャンピオンを獲得するまで、情熱をそそぎました。

常に周囲の人よりも活動量を増やすことを意識し取り組み、アフターファイブの限られた時間の中、毎晩スイング動画を見ては研究を重ね、PDCAのサイクルを回すことを徹底してきたことで、成し遂げる力を養ってきました。

「席の取り合い」を防ぐために少子化対策の実行を

編集部:

金丸さんが今後取り組みたい課題について教えてください。

金丸氏:

特に力を入れたいのは人口減少・少子化対策ですね。人口減少は日本全体の問題点でもあり、もちろん宮崎市も同様の問題を抱えています。仮に、生産性が向上しないまま人口が減ってしまっては、税収は減少し、社会保障制度の維持は難しくなると考えます。結果として、税収は徐々に落ち込み、予算を取り合う、「座席の取り合い」になってしまいます

人口減少は、自然減と社会減があります。両方にアプローチするためには、子育て支援が必要であると確信しています。

編集部:

具体的にどのような施策を考えていますか?

金丸氏:

保育料の完全無償化や、医療費の無償化を推進していきます。

宮崎市では第一子の3歳児~5歳児の保育費および15歳までの子どもが医療費無料(※編注:2023年1月時点

)となっています。これを保育料は完全無償化を実現し、医療費に関しては18歳まで無料期間を引き上げたいです。もちろん、所得制限を撤廃した支援は必須だと思っています。

編集部:

子育てには、お金がたくさんかかりますよね。

金丸氏:

また、子どもを欲しいと願う夫婦に対して、不妊治療に対する助成も充実させたいと考えています。友人の中には、不妊治療で数百万円の支出があった人もいます。子どもを産みたい人が、産みやすい環境を整備していくことも重要だと考えています。

このような施策を講じ、子どもを産みやすく、育てやすい環境を整えることで、出生率の増加による自然減対策、子育て世帯の流入による社会減対策が可能になるのではないでしょうか。人口が増えれば結果として税収の増加に繋がり、その他の政策へ使える予算が確保できるものと考えられます。

政府系金融機関に勤めていた際に、たくさんの企業の審査をしてきました。倒産してしまう企業の大半は売上が減少し倒産しています。市の目線で考えた時の売上は税収です。この税収をどう増やすかに焦点を当てた政策が必要です。支出の見直しばかりでなく、収入の増加を目指す前向きな政治にしていきたいです。 

若い世代に興味を持ってもらうために透明性の高い政治の実現を

編集部:

他に金丸さんが日本や宮崎市に対して問題を感じていることはありますか?

金丸氏:

若い世代を中心に、政治に対して興味関心を持っていないことです。上の世代が選挙へ足を運ぶ理由の一つに、政治の恩恵を享受した経験や、政治による変化を実感した経験があることが挙げられると思います。

政治活動の中で市民の皆さまと話をしていても、若者と高齢者では明らかに政治に関する温度感が異なります。ただでさえ少ない若い世代が、このまま政治に興味を持たずアクションを起こしていかなければ、若者の声が市政に届きません。

編集部:

若い世代に興味関心を持ってもらうために、実行したい施策などはありますか?

金丸氏:

積極的にSNSを活用し、政治活動について発信していくことです。

市議へチャレンジすると同年代の友人に話した際に、「市議って何?」「市議って何しているの?」という質問が多く聞かれました。

まずは、「政治家はこんなことをしている」「政治活動によって、こんなに物事が変わっている」と若者に知ってもらうことがスタートだと考えています。若い世代の政治家が政治に関する情報を発信することで、より身近なものになっていくと思います。政治家自身がもっと身近な存在になることが必要です。

憲法に始まり、法律や条例等によって世の中は動いています。当たり前になっていますが、世の中の当たり前は政治によって作られていると言っても過言ではありません。若い世代が、未来をあきらめることなく世の中と向き合っていくために、若い世代がもっと興味関心がもてる政治、政治家が必要だと思います。

少しでも多くの若者が政治に関心を持てるように、活動が「見える化」された透明性の高い政治家となることを約束します。粉骨砕身頑張ります。

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