与那国駐屯地ミサイル部隊配備へ説明会もと防相

 浜田靖一防衛大臣は4日の記者会見で沖縄県八重山郡与那国町の与那国駐屯地への中距離地対空誘導弾部隊(ミサイル部隊)を配備することについて「町長から直接、住民説明会の開催要請があった。現時点で決まったものはないが、防衛省としても与那国町の皆様の不安払拭のための説明の重要性は認識しており、町と相談しながら住民説明会の開催も含め、丁寧な対応に努めていきたい」と語った。

また海上自衛隊が参加し、3日から始まった日米韓3か国共同訓練について「東シナ海で米海軍の空母ニミッツを含む空母打撃群及び韓国海軍と共同訓練を実施しているが、この実施は地域の安全保障上の課題に対応するため3か国協力を推進するもの」と強調。

浜田大臣は「共通の安全保障と繁栄を保護するとともに、ルールに基づく国際秩序を強化していくという日米韓3か国のコミットメントを示すもの」と述べた。そのうえで「防衛省・自衛隊としては今後も引き続き3か国連携を深めていきたいと考えている」とした。(編集担当:森高龍二)

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