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2023年4月8日に公開された動画ではゲストに品川区長の森澤恭子氏をお招きし、品川区の魅力や今後の政策について語っていただきました。
森澤氏がほかの自治体からパクりたい政策とは？
【このトピックのポイント】
・品川区は再開発・舟運・創業支援などポテンシャルを秘めた街
・ずっとパクりたかった政策はおむつ宅配。さっそく今年度実現に向けて動き出す
・住民参加型デジタルプラットフォームの実現にも意欲
森澤氏のプロフィールは以下の通りです。
森澤氏が政治家を志したのは、シンガポールから日本へ帰国したときに子育てしながらの再就職に苦労したことがきっかけだったとのこと。「政治の場にもっと子育て世代が必要だと思った」と語ってくださいました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして森澤氏に回答していただきました。
品川区が他の区と違うところは？
MC鈴木邦和「品川駅って品川区じゃないんでしたっけ？」
森澤氏「そうなんです。港区なんです」「目黒駅は逆に品川区です」
森澤氏「交換したほうがいいんじゃないかと……」
JRの大崎駅・五反田駅・大井町駅周辺の地域が品川区になります。特に大井町駅周辺はJRの再開発に加え品川区役所も庁舎建て替えを予定しており、今後大きく変化していく街と言えます。
このような再開発で新規住民の流入がある一方、品川神社や旧東海道など歴史的な魅力もある品川区。森澤氏は「新旧が混ざり合っているところがいいところ」とアピールしました。
また、品川区は天王洲運河や桜で有名な目黒川を有しており「舟運もこれからポテンシャルとしてもっと打ち出していきたい」とコメントしました。
品川区の弱みについて問われた森澤氏は、品川区を象徴する代表的なものがない点に言及。「都市ブランディングもこれからもっともっと作ってアピールしていく部分かなと思います」と意気込みを語りました。
森澤氏「品川区のアピールポイントもう1つ！創業支援も力を入れています」
森澤氏は武蔵小山の創業支援センターや「日本のシリコンバレー」を目指して設立した五反田バレーとの連携などをあげ、創業支援の充実をアピールしました。
森澤氏「起業を考えている方はぜひ品川区に！」
森澤氏は公約に開業率10%を掲げており、その実現に向けてどのような政策を打ち出していくのか引き続き注目です。
他の自治体の政策でパクりたいものは？
森澤氏は都議だった頃から「おむつ宅配」の重要性を訴え続けてきました。
おむつ宅配は現物を支給するだけでなく、行政が各家庭とつながりを持つことで発見が難しい児童虐待を防ぐ効果があるとされる政策。兵庫県明石市の取り組みが良く知られています。
森澤氏も選挙公約に掲げ、今年度から実施を予定しているとのこと。当選から政策実現までのスピード感にMC鈴木は驚きを示しました。
MC鈴木「都政だと提案してもそこから実現するまで何年もかかる」
森澤氏「だからこそ地方自治体から様々な新しい取り組みを進めていくことはすごく重要だと思います」
また、森澤氏は海外の住民参加型デジタルプラットフォームにも注目しているそうです。
住民が地方自治体の行政に意見を伝える方法の1つに審議会への参加があります。しかし、森澤氏は区長に着任してからの4か月で現役世代の参加が少ないことを実感したとのこと。
多忙な現役世代が行政に意見しやすい環境づくりの1つとして、デジタルを取り入れることの重要性に言及しました。
MC鈴木「オンラインだったら参加できるってことはありますよね」
森澤氏「そういうの変えていかないといけない部分だと思います」
動画本編はこちら！
品川区の強み・弱みとは？よそからパクりたい政策は？
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