1184人が再会喜ぶ 4年ぶり春に 上越市二十歳を祝う集い

 本年度の「上越市二十歳を祝うつどい」が8日、同市下門前のリージョンプラザ上越で行われた。当初の予定通り春に実施したのは4年ぶり。晴れ着やスーツ姿の出席者は友人との再会を喜んだ。

晴れ着姿でかつての同級生らと記念写真を撮る姿が多く見られた

 昨年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、昨年度から名称を成人式から変更した。コロナ禍のため令和2年度は中止、昨年度と一昨年度は11月に延期して行っている。
 本年度は対象者の67・1%に当たる1184人が出席した。第1部の式典で対象者を代表して大島優人さんが「進むべき道に向い努力している最中。上越のラーメンが恋しくなる時もあるが、新たな環境で取り組んでいる」、横尾祐樹さんが「生まれてからの20年でコミュニケーションのデジタル化が進んだが、コロナ禍で相手と会うことの重要さを知った」とスピーチした。
 第2部は20年の歩みをスライドショーで紹介し、地元の名産が当たる抽選会を行った。川上倖さん、滝澤佑依さんは「4月から始まる仕事を頑張りたい。春から地元に戻る友達もいるのでいっぱい遊びたい」と〝20歳の抱負〟を話した。

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