コットンが地上波初MC! 一切顔を見せず“歌声だけ”で審査するオーディション番組「目を閉じてお聴きください」がスタート

テレビ東京ほかでは4月12日から「目を閉じてお聴きください」(水曜深夜1:30)を放送。テレビ番組でありながら視聴者はもちろん、MC、審査員にも一切顔を見せず“歌声だけ”で審査する、新しいスターを生み出す新たなオーディション番組がスタートする。また、コットン(西村真二、きょん)が地上波で初のMCとして番組を盛り上げていく。

SNSの発達により「アーティストが顔を出さなくても売れることができる時代」の到来。これを受け、「目を閉じてお聴きください」では、歌声だけで審査していくという、今の時代を反映した画期的な採点形式を採用。審査は全12回にわたって行われ、優勝者を決定する。優勝者にはテレビ東京のドラマ主題歌を歌う権利が与えられる。

2022年の「キングオブコント」で準優勝し、“陽キャ”コンビとして人気急上昇中のコットンがMCを務めるほか、初回放送では、作詞・作曲・編曲などすべてを自分で手掛ける弾き語りトラックメーカーアイドルとして活躍する眉村ちあき、人気アニメ「ラブライブ!」から誕生したユニット・μ’s(ミューズ)のメンバーとして「NHK紅白歌合戦」にも出場した声優・飯田里穂、音楽雑誌「MUSICA」を創刊しフェスプロデューサーとして「VIVA LA ROCK」など名だたる有名フェスを立ち上げた音楽評論家・鹿野淳氏が出演する。

収録を終え、眉村は「声だけで判断するのは不利なんじゃないかと思いましたが、声だけだからこそ聞き手の感性も研ぎ澄まされて、想像がかき立てられてとっても興味深かったです。めっっっちゃくちゃすごい企画ですね。歌って面白いなあとワクワクしました」と明かし、「収録終わりは、なんだか空気や音がくっきり感じられましたし、最近想像したら匂いもするようになってきた! 歌のオーディションは私も何度も受けたことがあるので、皆さんの緊張感が本当によく分かりすぎてしまい、汗が止まりませんでした。こちらも本気で聴いて本気で発言したので、正座して見てほしいです」とアピール。

飯田は「普段は審査される側が多いのですが、今回は審査する側をやらせてもらって、とても新鮮でした。声だけで審査するという形でのオーディションなので、最初は審査できるのか不安だったのですが、1人ずつの個性や人格など、声だけで本当に伝わってきました。声に乗った熱量をすごく感じて圧倒された時間でした。ぜひ、多くの方にオンエアを見てほしいです」と声優ならではの感性で、番組を堪能したことを報告。

鹿野氏も「音楽・楽曲ということを考える上で、歌を歌っている人がなんなのか、歌を歌うとはなんなのかを考えさせてくれて、非常に新鮮でした。また、歌に込める力がこれだけあるのだなと感じて勉強になりました。オーディション参加者の人たちの中で、歌の強さと歌を聴かせる声の人がいて、すごく楽しかったです。音楽を好きな人が見るべき画期的な番組だと思います」と新たなオーディション形式に、太鼓判を押している。

そして、コットンは「歌声だけを聞いて魅力を判断するという、いまだかつてない新しいオーディション番組だと感じました。また、こんなすてきな番組で、自分たちが地上波初MCとして出演できるのがうれしいです。オーディション参加者一人一人が本当に魅力的で、初回から大興奮で叫びまくりました。詳しくはOAを見てほしいですが、オーディション番組ならではの楽しさと苦しさもあるので、ぜひそこを楽しんでほしいです」と力強くアピールしている。

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