メッツ・千賀滉大が本拠地初登板 6回3安打1失点の好投で2勝目

【マーリンズ2-5メッツ】@シティ・フィールド

メッツはデビュー戦に続いてマーリンズとの対戦となった千賀滉大が本拠地シティ・フィールドでの初登板で6回3安打1失点の好投を披露。打線も2本の本塁打などで援護して5対1で勝利し、明日の最終戦を残してマーリンズ3連戦の勝ち越しを決めた。千賀は2勝目(0敗、防御率1.59)、メッツ5番手のデービッド・ロバートソンは2セーブ目をマーク。マーリンズ先発のトレバー・ロジャースは5回途中4安打3失点で2敗目(0勝)を喫した。

千賀は1回表一死から連打で1・2塁のピンチを招いたが、後続2人を抑えて無失点。1回裏にジェフ・マクニールの押し出し四球で先制点をもらうと、2回表は三者三振に仕留めた。3回表は二死から四球を与えたものの無失点。4回表と5回表はいずれも三者凡退に抑え、5回裏にピート・アロンソの5号2ランで3点リードになった直後、6回表先頭のジャズ・チザムJr.に2号ソロを浴び、さらに2つの四球で二死1・3塁のピンチとなったが、アビサイル・ガルシアをサードゴロに抑え、さらなる失点は防いだ。

すると、メッツは6回裏にエデュアルド・エスコバーの1号2ランで貴重な追加点をゲット。7回以降は継投に入り、4人の投手が合計3イニングを2安打無失点に抑えた。千賀は6回90球(うちストライク54球)を投げて被安打3、奪三振6、与四球3、失点1という内容でデビュー戦から2連勝。メジャーリーグ公式サイトのデービッド・アドラー記者によると、この試合が終わった時点で、千賀がフォークで奪った12三振は「球種別奪三振ランキング」のメジャー1位となっている。

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