「今年のGWは家族でキャンプに挑戦したい!」そんな人にファミリーキャンプで必要なものを紹介します。暖かく穏やかな気候で過ごしやすい春は、キャンプデビューにおすすめの季節です。しかし、街中で過ごす感覚で行くと思わぬトラブルも……。本記事では、初心者でも安心して春キャンプを楽しむためのポイント&持ち物を紹介します。
春はファミリーキャンプをはじめるチャンス!
気候が安定し、1年の中でももっとも過ごしやすい春のキャンプ。
夏に比べ、熱中症の危険が少なく蚊やアブなど多くの人が苦手とする虫も少ないので、子どもを連れて行くには絶好の機会です。
筆者自身も子連れでのはじめてのキャンプはGWでした。
雲ひとつない快晴で日中は動きやすく、夜は焚き火で暖をとり、朝はキツツキが木をつつく音で目覚めたとてもいいキャンプデビューでしたよ。
まだまだ夜は冷え込むものの、春はファミリーキャンプのデビューにうってつけの季節です。
春キャンプに必要なものは?
人気の2ルームテントを中心に、春キャンプに持っていきたい必要なものをピックアップ。
「これだけ揃えれば安心して出発できる」基本の道具を紹介します。
これから道具を揃える人はぜひ参考にしてみてくださいね!
春キャンプに必要な基本の道具
春キャンプに必要な基本のキャンプ道具を紹介します。
基本の道具
- 2ルームテント
- 寝袋
- マット
- テーブル
- チェア
- ランタン
- クーラーボックス
- 調理器具
- 食器
- 焚き火台
2ルームテントとは、1つのテントで寝室部分とリビング部分の2つのスペースを確保できるテントのこと。
テントを1つ持っていくだけで日差しよけになるリビング部分もつくれるので、設営の手間が省けて楽ちんと、ファミリーキャンプに人気のタイプです。
そのため2ルームテントでレイアウトするときには、タープはなくても大丈夫です。
人数分の寝袋とマット、チェアと食器を準備しましょう。
クーラーボックスは、4人前後のファミリーなら60L前後のサイズがおすすめ。
翌日のお昼にチェックアウトする前提で、保冷剤は1日持続するサイズで十分です。
調理器具はバーナーやクッカーが必要ですが、カセットコンロが自宅にある人は流用できます。
キャンプ道具は一度に揃える必要はなく、家にあるもので工夫しながら徐々に揃えても大丈夫ですよ。
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筆者としては、寝袋とマットはしっかりとしたものを揃えるのがおすすめ!
▼子どもと一緒に眠れるおすすめ寝袋はこちら!
▼マットは地面からの冷気を防ぎ、寝心地のよいものを選びましょう!
キャンプへ一緒に持っていきたい必要なもの
つづいてキャンプ道具と一緒に持っていきたい必要なものを紹介します。
必要なもの
- ライター
- ゴミ袋
- ポリ袋やジップ付きの袋
- スポンジ
- テッシュ
- 防寒着
- 虫よけグッズ
- UV対策グッズ
- ファーストエイドキット
追加で持っていきたいものは、サイトで過ごす際にあると便利なものです。
プラスして「温泉に行く」や「川遊びがしたい」など、過ごし方に合わせて持ちものを追加しましょう。
はじめて家族で春キャンプに行くときの注意点
とくにキャンプデビューで失敗できないのは、小さい子どもがいる人ですよね。
筆者の経験から、初心者さんが子連れで行く際に気をつけたい注意点を紹介します。
思った以上に寒い……夜の防寒対策をしていこう
街なかや自宅とは違い、自然豊かなキャンプ場は思った以上に冷え込むことも。
キャンプ場の天気予報を必ずチェックして、夜間の最低気温に合わせた防寒対策が必要です。
たとえば、ダウンをはじめとした冬服や湯たんぽを持っていくこと。
小さな子どもがいる人は電源サイトが安心して過ごせるのでおすすめです。
延長コードや電気毛布・ヒーターがあれば満足度の高い時間が過ごせます。
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GWでも夜間は10度を下回ることもザラなので、事前に最低気温をチェックしましょう!
長袖・長ズボンで肌を露出しない服装に
虫さされやケガを防ぐためにも、できるだけ長袖・長ズボンで肌を露出しない服装がおすすめです。
日中と夜間の寒暖差に対応できるように、重ね着をして調節のしやすい服装を心がけましょう。
筆者が実際に子連れ春キャンプに持っていってよかったもの
さいごに、子どもとのキャンプ時間をより楽しむために筆者が持っていってよかったものを紹介します。
サンダル
家族みんなのサンダルがあると便利です。
キャンプ場に浅い川があれば、そのまま入れ水辺の生き物を観察できます。
ちょこちょことテントの出入りをする子どもは、サンダルがあると着脱が楽ちんになるので持っていくのがおすすめです。
ファーストエイドキット
いつもと勝手の違うキャンプ場。
慣れない場所では思いがけないケガをすることも……。
筆者の場合は、はじめてキャンプにきた友人が包丁で手を切ったり、友人の子どもが岩場の苔で滑って打撲をしたときに役立ちました。
すり傷・切り傷や打撲に対応できる簡単な救急道具だけでも用意しておくと安心です。
思いがけないケガに備えて持っていきましょう。
虫あみ・飼育ケース
目一杯に昆虫採集ができるキャンプ場は、子どもにとっては宝探し。
GWは、子どもの好きなチョウやバッタなどの春の昆虫にたくさん出会えるチャンスです。
せっかくなので虫あみと飼育ケースを持って、とことん付き合ってあげるととても喜びますよ。
筆者の娘はダンゴムシにも触れないほどの怖がりでしたが、キャンプでの体験をとおして昆虫好きになりました。
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子どもにとってキャンプは、生き物を身近に感じられるいい機会です!
春はファミリーキャンプのデビューにぴったりの季節!
一年を通してもっとも過ごしやすい春のキャンプ。
とくにGWはファミリーキャンプを始めるのにピッタリなタイミングです。
夜間の冷え込みに注意をして万全の準備で行けば、一日をとおして快適に過ごすことができます。
子どもが幼稚園くらいになったら、安心してキャンプを楽しめますよ。
少し準備に手間はかかるものの、家族にとって最高の思い出になる初めてのキャンプ。
「今年はキャンプに行ってみたい」という人は、まずは基本の道具を揃えることからはじめてみましょう。