レイズが開幕9連勝 全試合4点差以上、2試合連続11対0と圧倒的

【アスレチックス0-11レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは藤浪晋太郎をノックアウトした前日に続いてアスレチックスに11対0で完封勝利。ワイルドカード制導入後では2003年のロイヤルズに並んで最長タイとなる開幕9連勝を達成した。しかも全試合が4点差以上というオマケ付きで、圧倒的な強さを見せつけている。レイズ先発のドリュー・ラスムッセンは7回1安打8奪三振、無四球無失点という素晴らしいピッチングで2勝目(0敗)をマーク。アスレチックス先発のジェームス・カプリーリアンは5回途中7安打7失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

レイズは開幕8連勝の勢いそのままに、初回にワンダー・フランコの4号ソロで先制。4回裏にブランドン・ラウが2号グランドスラム、5回裏にハロルド・ラミレスが3号2ランを放ち、アスレチックス先発のカプリーリアンをノックアウトした。6回裏にランディ・アロザレーナのタイムリーなどで2点を追加し、7回裏にはラウのタイムリーで2ケタ得点に到達。8回裏にはジョシュ・ロウにもタイムリーが出て、2試合連続で11対0の完勝を収めた。

開幕9連勝となったレイズは、その9試合で75得点・18失点と圧倒的な強さを見せ、開幕9試合での得失点差+57は歴代3位の数字である。ただし、歴代トップ5のうち、今季のレイズを除く4チームはすべて1884年以前の記録。その事実がレイズの圧倒的な強さを際立たせている。なお、開幕9試合での24本塁打は2000年のカージナルス(25本塁打)に次ぐ歴代2位の記録である。この勢いがどこまで続くか注目だ。

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