沖縄県知事・玉城デニー氏登場!オール沖縄のこれまでとこれからを語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年4月13日に公開された動画ではゲストに沖縄県知事の玉城デニー氏をお招きし、オール沖縄の今後について語っていただきました。

オール沖縄は衰退しているの?今後の取り組みは?

【このトピックのポイント】
・オール沖縄の衰退を指摘されるも玉城氏「オール沖縄はずっと存在し続けていく」
・オール沖縄の今後は若い世代の意見が反映される組織づくりが肝要か
・県知事選挙では幅広い政策分野を訴える玉城氏「暮らしや経済に保革は関係ない」

玉城氏のプロフィールは以下の通りです。

2001年、自身は全く立候補する気はなかったのにも関わらず、新聞社や放送局との行き違いから「市長選立候補へ」と報道され、それまで持っていた全番組を降板することになった玉城氏。

当時は様々な苦労があったでしょうが「これからは政治をやろうと切り替えるきっかけにもなった」と当時の心境をポジティブに語ってくださいました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして玉城氏に回答していただきました。

オール沖縄の今後はどうなる?

2022年、沖縄県内では多くの選挙が実施されました。知事選挙はオール沖縄が圧勝したものの、参院選や一部の首長選挙の結果や支援していたグループの離脱などから、オール沖縄の衰退を指摘する声があります。

オール沖縄は、2013年に沖縄県内41市町村の首長や議長が政府に連名で提出した、オスプレイの配備撤回と米軍基地の県内移設断念を要請した建白書を実現させるために結成された団体です。

玉城氏はオール沖縄について「選挙のために作られたというよりも建白書の実現が大前提」と政策本位の組織であることを説明。表向きは表明していなくてもオール沖縄の考え方に賛同したり、玉城氏の考えや行動を支持したり「そういう人も含めたオール沖縄だと思っています」とコメントしました。

玉木氏「衰退とか発展とか形には見えにくいんですけれども(中略)オール沖縄はずっと存在し続けていくと思います」

また、沖縄県内の選挙でたびたび「オール沖縄の候補」と報じられることについて「その候補者の考えに賛同するから支援するのであって、オール沖縄の中から候補者を立てたわけではない」と説明しました。

オール沖縄の今後について玉城氏は「常に幅広い方々の意見が反映された方がいいと提案している」とのこと。

具体的には、インターネットを活用しオール沖縄の活動を配信する若いグループの参入や、オール沖縄の将来を担う世代が自分事として取り組める政策を研究し、提言していくことなどを挙げました。

玉城氏の提案にオール沖縄内でも概ね賛同を得られているとのことで、今後のオール沖縄の取り組みに注目です。

2022年の沖縄県知事選挙で玉城氏は基地問題だけでなく、子育てやコロナ後の経済復興など幅広い政策分野について訴え、支持層を広げようとする動きが見られました。

MC鈴木邦和「そのあたりはオール沖縄の活動でも意識されているところなんでしょうか?」

玉城氏「思想信条的な考えの政策でもない限り、暮らしや経済に保革は関係ないと思うんです」

保守中道の立場として自衛隊や日米安保体制についてはリベラルと相容れないこともあるものの、暮らしや経済の問題については理解し賛同している、と玉城氏。

一方で、憲法との適合性や思想信条を政治に反映させることで県政や県民の暮らしがどう発展するかは考えながら訴えている、とコメントしました。

玉城氏「オール沖縄でない方々の考え方も沖縄県政にたくさん取り入れていると自負しています」

動画本編はこちら!

沖縄県知事・玉城デニー氏登場!オール沖縄の立て直しを語る!

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