津堅島沖で44キロのアーラ

 2年半前から船釣りにも行くようになり、昨年5月に36.16キロのアーラミーバイを釣り上げた識名陽之さん。3月29日は津堅島沖に天秤(てんびん)釣りに出かけ、天秤仕掛けでオナガグレやサンノジ、フカセ仕掛けでカツオ等をコンスタントに釣り上げていた。

 突然、ムロアジを餌に下ろしていた大物竿(ざお)が、根元から曲がっているではないか。急いで竿に飛び付きリールを巻こうとしたが、フルドラッグにセットしたリールからラインが少しずつ引き出された。しばらくするとリールが少しずつ巻けるようになったが、出されては巻いてを繰り返すこと数分がたった。すると「ボッコーン」と巨大なアーラミーバイが海面に浮いた。これが128センチ・44.5キロのアーラミーバイ(ヤイトハタ)で自己記録を更新した。この魚体は3日後に「沖縄フィッシングコンテンツトレードショー2023」のサンラインブースで展示され、多くの来場者を驚かせた。釣船「銀河」090(1945)9324。

 3月19日、那覇一文字を会場に556glass主催実釣会が開催された。主な結果は次の通り。

▽1位・城間正可/アーガイ、50センチ・1.97キロ

▽2位・永山嘉美/アーガイ、39.4センチ・1.05キロ

▽3位・洲鎌礼真/クチブトグレ、32センチ・0.59キロ

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)
 
 

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