ソロキャンプの初期費用はいくら? 【予算4万円】【予算8万円】の2パターンでおすすめのギアを集めました!

ソロキャンプで気になるのは、初期費用。この記事を読めば、予算に応じたおすすめのソロキャンギアが集まりますよ♪ 今回は、ソロキャンプにかかる初期費用や相場、コスパ◎なおすすめブランドの解説のほか、【予算4万円】【予算8万円】の2パターンのおすすめギアをまとめました。

ソロキャンプっていくらかかるの? → 最低限必要な初期費用は約4万円!

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17401033

早速ですが、ソロキャンプを始めるのに最低限必要な初期費用について、ザっと計算してみました。

最初に結論を申し上げると、約4万円です。

内訳を見てみましょう!

テントやマットなどの主要ギアにはAmazonで安いものを集めましたので、最低ラインだと思ってください。

テントや焚き火台、寝袋などの主要ギアだけで29,500円。100均で必要なものを買ったり、当日のサイト使用料などを含めると、合計35,300円になりました。

さらに、当日の食事代やガソリン代などを含めると、4万円前後。贅沢しなければ、4万円程度でソロキャンプが始められますよ!

記事の後半では、最低限の出費・4万円でソロキャンプを始めたい方向けのキャンプギアもまとめていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪

ソロキャンプの初期費用の相場は?

「できるだけ安く抑えたい……!」と思いつつも、実際にギア選びをしていくと、「こっちの方がいいな」とか「このデザインがかっこいい!」と気になるものが出てきて、予算内で収めるのはなかなか難しいもの。

現実的な相場は、6~8万円程度になることが多いようです。

例えばコールマンではソロキャンプデビューに必要なギアを揃えた『コールマン/ソロキャンプスタートパッケージ』を販売していて、価格はAmazonで約5万円。

ここに、小物類やサイト使用料などを加えていくと、やはり6〜8万円程度に落ち着きそうです。

ちなみに、『コールマン/ソロキャンプスタートパッケージ』は、「ハピキャンPresents キャンプ大賞2022」を受賞しています!

キャンプ界の目利き達が評価した商品なので、ソロキャンプを始めるのにうってつけ。ギアをひとつずつ揃えていくのが面倒な人は、チェックしてみてくださいね。

100均アイテムを活用しよう!

編集部撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17434330

初期費用を安く抑えるためには、100均を上手く活用するのがカギ。

上記のリストに含めた焚き火台、テーブル、チェア、メスティン、ランタンも、実は100均で買えます。

100均ギアを購入するときは……

100均のキャンプギアは、数千円のアイテムと比べると耐久性やパワー、見た目などが劣るケースが多いです。

でも、一度ソロキャンプを体験してからじっくりギアを選んでいきたい人は、100均ギアでキャンプデビューをした上で、ゆっくりギア選びを楽しむのも賢い選択だと思います!

▼こちらでは、クッカーやクーラーボックスなどダイソー商品を紹介しています。

コスパのよいおすすめブランドをチェック!

「アウトドアブランドのことはまだよくわからない……」という初心者キャンパーの皆さんのために、一般的に「コスパが良い!」と人気のブランドをピックアップしました。

リーズナブルな商品を探している人は、まずは以下のブランドからチェックしてみてください。

  • Coleman(コールマン)
  • WORKMAN(ワークマン)
  • CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
  • FIELDOOR(フィールドア)
  • BUNDOK(バンドック)
  • SOOMLOOM(スームルーム)
  • Naturehike(ネイチャーハイク)

▼現役のキャンプ業界人キャンプレンジャーさんが集めたアンケートにも、上記のブランドが登場しています。詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしましょう!

【予算4万円の人向け】ソロキャンプにおすすめのギア

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17265143

ここからは、4万円と8万円の予算別でおすすめのキャンプギアを紹介していきます!

まずは、予算4万円の人におすすめのキャンプギアです。とことん予算を抑えたい人はチェックしてください。

【テント】予算1万円以下

まずは、寝床となるテントから見てみましょう!

1万円を切るテントをピックアップしました。

① スームルーム/青空2

まずは、耐水圧3000mm以上を誇るドームテント『スームルーム/青空2』

口コミによると、豪雨の日も問題なく使えたとの声も。

重量は2.8kgで、フレームは軽量かつ頑丈なA7001アルミニウム合金を採用。2人用なので、中に荷物を入れてゆったりと過ごせますよ。

② コールマン/インスタントアップドームS

コヨーテカラーがおしゃれな『コールマン/インスタントアップドームS』も、Amazonでは1万円を切ります。

傘のように広げるだけのワンタッチ式テントなので、設営に時間をかけたくない人におすすめです。

【焚き火台】予算1,000円~3,000円程度

続いて、焚き火台を見ていきます。

① ダイソー/マイクロストーブコンロ

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17607970

まずは、税込み1,100円で買える『ダイソー/マイクロストーブコンロ』。焚き火も調理も、これひとつでできちゃいますよ!

使用時のサイズは13.5×12×14cmとコンパクトながら、じっくり肉や野菜を焼く分には全く問題なし。

▼こちらの記事でハピキャンライターがレビューしています!

② バンドック/ BD-480

純粋に焚き火を楽しむなら、『バンドック/BD-480』がおすすめ。

BBQなど調理はできないものの、市販の薪をそのまま置ける手軽さが魅力です。楽天やYahoo!では2千円を切ります。

③ コールマン/ファイアーディスクソロ

コールマンの人気焚き火台『ファイアーディスクソロ』も、Amazonで3,000円台で購入できるので要チェック!

脚を開くだけで使える簡単さと、グッドデザイン賞を受賞した美しいフォルムに惚れ惚れします。

▼こちらの記事で『ファイアーディスク』の特集をしています!

【寝袋】予算2,000円程度

プチプラの寝袋をピックアップしました。保温性が心配なときは、寝袋の中に毛布や湯たんぽを入れるなどして工夫して使いましょう!

① ホークギア/封筒型寝袋

ドラマ『ゆるキャン△』に登場したホークギアのシュラフ。

予算オーバーではありますが、0℃耐寒のオールシーズン用で4,000円を切るのは安いです!

冬キャンプで使うには、毛布や湯たんぽを入れるなどの工夫は必要でしょう。自宅の洗濯機で丸洗いできるので、気軽に使える寝袋が欲しい人は要チェックです。

② HOME COCCI/寝袋

Amazon限定ブランド『HOME COCCI』の寝袋も人気。クーポンやタイムセールを使えば2,000円台で購入できます!

フォローファイバーの中綿と高密度生地210T(タフタ)により外気を遮断し、寝袋内部の温度をキープします。

使用温度は10℃~25℃。春夏秋のキャンプにおすすめです。

【マット】予算2,000円程度

寝袋の下に敷くマットは2,000円台から購入できます。マットを敷かないと地面の凸凹が体に当たって痛いので、必ず用意しましょう!

① バンドック/フォールディングマット BD-513G

『バンドック/フォールディングマット BD-513G』は、Amazonで2,000円で購入できます。

クッション性の高い軽量発泡ポリエチレン製で、登山にも使われるスタンダードなマットです。

ジャバラ式は空気を入れるなどの準備が不要で、設置しやすいのが嬉しいですね。

② DTOETKD/エアマット

低価格帯ではアウトドアブランドのエアーマットは見つけられませんが、Amazonをチェックすると2,000円台の商品が多数見つかります。

足踏みポンプ式の『DTOETKD』のエアマットは、ほんの1~2分で膨らんで設営完了。枕付きで寝心地もよいと口コミ良好です!

【チェア】予算2,000円程度

キャンプ中はチェアで過ごす時間が長くなります。口コミを参考に、頑丈で安定感のあるチェアを探しましょう!

① バンドック/BD-117KA

焚き火を楽しみたい人には『バンドック/BD‐117KA 』がおすすめ。

座面が低い“ロータイプ”のチェアなので、焚き火に近い目線で過ごせますよ。組み立て不要で、広げるだけで設置できるのが嬉しいポイント。ただし、耐荷重が70kgなので大柄の方は注意してください。

② VASTLAND/アウトドアチェア

プチプラながら、耐荷重120㎏で頑丈に作られている『VASTLAND』のアウトドアチェア。

収納袋に小さくまとめられるので、携帯性は抜群!

アウトドアにマッチするカラーとデザインも魅力です。

【テーブル】予算2,000円程度

続いて、テーブルです。プラスチック製のテーブルは100均でも買えますが、熱い食器類を置ける金属製がベスト。

① Moon Lence/アウトドアテーブル

『Moon Lence/アウトドアテーブル』の重量は、わずか465g!天板は丈夫なアルミニウム合金、脚はステンレス製なので、耐荷重10kgと意外にも力持ちです。

天板は35×25cmと小さめ。しかし、ソロキャンプでシェラカップやマグカップを置くには十分なサイズですよ。スタイリッシュな見た目も魅力!

【ランタン】予算2,000円程度

キャンプデビューには、安全で扱いやすいLEDライトがおすすめ!

100均やAmazonをチェックすると、プチプラな商品が多数販売されています。

夜照明が足りずに困ってしまうのは初心者あるあるなので、お安めのライトをいくつか用意しておくと便利です!

① ジェントス/EX‐334D

安さと品質を求める人には、国内トップシェアのLEDランタンメーカー『ジェントス』製品がおすすめ!

最大光量440ルーメンの『EX‐334D』は、光量・色温度を調節できるので、シーンに合わせて多様な光を演出します。

【予算8万円台の人向け】ソロキャンプにおすすめのギア

「おぎやはぎのハピキャン」よりPhotographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17282600

ここからは、予算を8万円に上げ、機能やデザインにこだわったギアを見て行きましょう!

予算はテントを2万円、それ以外を1万円に設定していますが、すべてこの中からチョイスすると予算8万円をオーバー場合もあるので注意

先にご紹介した低価格のギアも織り交ぜながら、「このアイテムだけはこだわりたい」というこだわりアイテムをチョイスしてみてください!

【テント】予算2万円

ソロキャンパーに人気のモデルを2つピックアップしました!

① コールマン/テント ツーリングドーム ST

コールマンのベストセラーテント『ツーリングドームST』です。

ツーリングでも持ち運びやすい4kgという軽さとコンパクトさを備えています。

耐水圧は1500mmあり、前室のお陰で雨風が寝室に入りにくく快適に過ごせますよ。

耐久性にも優れており、「長く使える」と好評です。

② バンドック/ソロ ティピー1 BDK-75TC

ちょっぴり予算オーバーですが、人気の『バンドック/ソロティピー 1 BDK-75TC』も注目!

水や火の粉に強いTC素材を使用しており、オールシーズン快適です。高さがあるので、テントの中でもゆったり過ごせますよ。

▼バンドックはソロキャンプ用のテントが豊富! こちらでバンドックのテントの特徴や違いを見てみましょう!

【焚き火台】予算1万円

焚き火台は耐久性に優れ、調理もできるものがおすすめ。人気の焚き火台を2つ見てみましょう!

① Tokyo Camp/焚き火台

市販の薪を割らずに置けて、調理もできる『Tokyo Camp』の便利な焚き火台。各種メディアにも取り上げられる大ヒット商品です。

折り畳むとA4サイズのコンパクトサイズになり、場所を取らないのが嬉しいですね!

ステンレス製で耐久性もありながら、重量は1kg未満と軽量です。

② スノーピーク/焚火台SR ST-021

スノーピークのソロ用モデル『焚火台SR』です。重量は4.3kgあるのでずっしり重めですが、堅牢な造りと焚き火調理のしやすさから、高い評価を得ています。

『焼アミステンレスハーフ Pro.』と『グリルプレートハーフ深型』をセット可能。必要に応じて追加購入して調理を楽しみましょう!

▼スノーピークのロングセラー商品『焚火台』もチェックしてみてくださいね。ソロキャンパーにはS~Mサイズがおすすめ!

【寝袋】予算1万円

冬キャンプも考えている人へ、ハイスペックな寝袋をご紹介します。

① Naturehike/ダウンシュラフ670FP

フカフカで暖かいと好評の『Naturehike/ダウンシュラフ670FP』

上部には高品質な670FPダックダウン、下部には化繊を採用して型崩れを防いでいます。連結も可能なので、ソロ以外にもデュオやファミリーでも使えますよ。

② コールマン/タスマンキャンピングマミー L-15

冬キャンプ対応の『コールマン/タスマンキャンピングマミー』

すっぽりと体を包むマミー型で、使用可能温度は‐15℃。サイズが大きくかさばる点は注意が必要ですが、保温力はバッチリです。

【マット】予算1万

極上の寝心地を求めるなら、マットにはこだわりたいものです。

① DOD/ソトネノサソイS

バルブを開くと自動的に空気が入る仕組みのエアマット。『DOD/ソトネノサソイ』は、ポリコットン製のシーツが付属するので、衛生面が気になる人におすすめ。

厚みは4.5cmと薄めですが、寝てみるとしっかりとした弾力があるためぐっすり眠れますよ。

② コールマン/キャンパーインフレーターマットハイピーク

『コールマン/キャンパーインフレーターマットハイピーク』は、厚み10cmの極厚タイプ。

バルブを開くと自動で空気が入りますが、収納袋が空気入れになるので、空気を足して好みの硬さに調節できます。寝心地にこだわりたい人におすすめです!

▼価格を抑えたい人はスームルームのインフレーターマットもチェックしてみてください!

【チェア】予算1万円

予算を上げると、座り心地に優れ、機能が充実したチェアも選択肢に入ってきますよ。

① DOD/スゴイッス

『DOD/スゴイッス』は名前の通り、スゴイ椅子。最大の特徴は、7パターンの高さ・角度調整ができること。

焚き火・食事・星空観察など、場面に合わせてベストな位置に設定できるので、いつでも快適です!さらに、火の粉にも強く、背面には収納も付いているので使い勝手も◎。

▼ハピキャン編集部メンバーも試してみた大人気のチェアです!

② ロゴス/Tradcanvas ポータブルあぐらチェア

焚き火と同じ目線でどっしりと座りたい人には、ロゴスの『あぐらチェア』が人気。

あぐらチェアの中でも『Tradcanvas ポータブルあぐらチェア』は、頭まで支えられるハイバックタイプ。体を預けて、リラックスするのに最適です!

▼以下の記事で筆者がレビューしています!ぜひ参考にしてみてくださいね。

【テーブル】予算1万円

焚き火周りで使うテーブルには、スキレットやダッチオーブンも置ける耐久性があると便利!

① ユニフレーム/焚き火テーブル

『ユニフレーム/焚き火テーブル』は、熱に強いのが特徴。焚き火で熱したダッチオーブンやケトルなどを、そのまま置けます!

スタイリッシュな見た目も多くのキャンパーを魅了しており、キャンプ用テーブルの大定番商品です。

② PYKES PEAK/キャンプラック

テーブルにも棚にもなるキャンプラックを選ぶのもおすすめ。

『PYKES PEAK/キャンプラック』はブラックの他、おしゃれカラーのアッシュグレー・オリーブグリーン・カーキも選べます。

熱にも強いので、焚火周りで使っても問題なし!

【ランタン】予算1万円

LEDランタンに加えて、無骨なオイルランタンも使ってみませんか?

① フュアーハンド/ベイビースペシャル276

本物の炎の揺らめきで雰囲気が高まるオイルランタン。『フュアーハンド/ベイビースペシャル276』は、キャンプ芸人のヒロシさんも愛用しています。

光量はLEDランタンに比べると控えめですが、無骨でレトロな雰囲気がたまりません。静寂の中でリラックスタイムを過ごしたい人はぜひ!

▼ヒロシさんが『ベイビースペシャル276』を実際に使っている様子はこちらから!

② ゴールゼロ/Lighthouse Micro Flash

ミニマルキャンパーを目指したい人は、超小型LEDランタン『ゴールゼロ/Lighthouse Micro Flash』もチェック!

最大150lmの光量で7時間使えるので、1泊キャンプには十分。本体の底に付いているUSBコネクタから直接充電できるので、コード不要でスッキリ使えますよ。

ギアを揃えてソロキャンプを始めてみよう!

ソロキャンプにかかる初期費用の解説や、おすすめのギアを予算別でご紹介してきましたが、気になるものは見つかりましたか?

今回ご紹介したのはほんの一部で、キャンプギアは星の数ほどあります。

誰もが迷ってしまうものですが、ご自身の予算や、こだわりたいギアをアイテムリストから選んで、最高のソロキャンプデビューを迎えましょう!

© ハピキャン