佐々木蔵之介が「風間公親-教場0-」で木村拓哉&新垣結衣と初共演

佐々木蔵之介が、フジテレビ開局65周年特別企画「風間公親-教場0-」(月曜午後9:00)の4月24日放送・第3話にゲスト出演。主演の木村拓哉や、新人刑事役の新垣結衣と初共演を果たす。

木村主演で2020年と21年に新春スペシャルドラマとしてオンエアされた「教場」。原作は、13年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹氏の「教場」シリーズだ。「風間公親-教場0-」は、主演・木村、脚本・君塚良一氏、演出・中江功氏のタッグで連ドラ化。警察学校の“教場”ではなく、キャリアの浅い若手刑事が突然、風間公親(木村)とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システム“風間道場”という新たな舞台での、風間の姿を映し出す。風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。

佐々木が演じるのは、法医学教室の大学教授・椎垣久仁臣。椎垣は殺人事件があるとワイドショーにコメントを求められるほど、世間での知名度もある法医学教授で、これまでの実績が認められ、次の医学科長への昇進が内定していた。

解剖室で刑事の立ち会いの下、死体の解剖を行う椎垣と助教授・宇部祥宏(浅利陽介)。助教授の宇部にも早く一人前になってほしい椎垣は、本来は教授しかやってはいけない規則となっているが、宇部に解剖の一部を任せる。解剖する死体は服毒自殺の可能性のある死体だが、自分が任されたことへの緊張と焦りで、宇部は解剖用の防毒マスクの装着を忘れたまま、胃を切開してしまう。一方、県警本部の風間のいる指導官室では、“風間道場”初の女性刑事として、風間の下で捜査を学ぶために隼田聖子(新垣結衣)がやって来る。

佐々木は「『教場』シリーズは以前から拝見していましたので、出演のお声がけいただいた時は大変うれしく思いました。と同時に、“生徒役か!?”とよぎりましたが、本作は風間公親が教官として警察学校に赴任する前の物語とのことで、生徒役はなく、生徒役のはずもなく、法医学教授でした」と語り、木村や新垣との初共演に関しては、「本番では程よい緊張感を保ちつつ、カットがかかれば世間話に笑ったり、和やかな現場を過ごすことができました」と明かす。

加えて「ただ、解剖室でのシーンが多かったため、お互いにほぼ目元しか見えていませんでしたが…。でも、その風間公親の目、本質を見抜く強い視線、鋭い洞察力こそが、このドラマの醍醐味(だいごみ)だと思いました。楽しんでご覧ください」と見どころをアピールしている。

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