岩井明愛は妹に続く快挙なるか 原英莉花が帰国参戦

ディフェンディングチャンピオンとして臨む高橋彩華(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 事前情報◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6457yd(パー71)

1982年に始まった歴史ある大会が21日(金)に開幕する。賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円をかけた戦いは、相模湾を一望できる名門コースが舞台となる。アゴが高くて深い“アリソンバンカー”に加え、高麗芝のグリーンが特徴だ。

前年大会は高橋彩華がツアー初優勝を飾った。高橋は直近3試合で5位、5位、10位と好調をキープしており、連覇に向けて上々の調子で臨めそうだ。

注目は前週にツアー初優勝を飾った岩井明愛。双子の妹・千怜は昨年8月「NEC軽井沢72」にツアー初優勝をあげ、続く「CATレディース」でツアー史上3人目となる初優勝から2週連続でタイトルを獲得。姉の再現にも期待がかかる。

原英莉花は前週の米ツアー「ロッテ選手権」(ハワイ州・ホアカレイCC)を23位で終えて参戦。2019年覇者の申ジエ(韓国)は前週2位のリベンジを期して臨む。

初日は高橋が山内日菜子、青木瀬令奈と同組。岩井明愛は千怜、菅沼菜々と、原は穴井詩、尾関彩美悠と同組となった。

<主な出場予定選手>
高橋彩華、穴井詩、青木瀬令奈、岩井明愛、岩井千怜、上田桃子、ささきしょうこ、申ジエ、鈴木愛、原英莉花、山内日菜子、山下美夢有

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