三浦貴大主演で「好感度上昇サプリ」がドラマ化! 生駒里奈が共演

三浦貴大が、テレビ東京で5月7日にスタートする連続ドラマ「好感度上昇サプリ」(日曜深夜1:35)で主演を務めることが分かった。さらに、Paraviでは4月28日午後7:00から第1・2話、5月5日午後7:00から第3・4話を先行配信する。

「好感度上昇サプリ」は、メディアプラットフォーム・noteが主催する投稿コンテスト「創作大賞」で優秀作品賞を受賞した、目からウロコ氏による同名小説が原作。さえない営業マン・谷村雄二(三浦)が、ある日SNSで見かけた“自分に好感を持つ人数の数”が分かるサプリメントを手に入れたことにより、人生が大きく動いていく。SNSが浸透し、人間関係がより数値的に表されるようになった現代社会において、好感度が“数値化”された世界における、人間のリアルな心理や行動を描いた新感覚のヒューマンドラマとなっている。

三浦が演じる主人公の谷村は、出版社の営業として働く営業マン。学生時代から地味で何事もうまくいかないことばかり。そんな自己肯定感の低い人生を送っていた谷村は、SNSの画面に流れてきた「好感度上昇サプリ」という広告を偶然見つけ、服用を開始する。

「現代社会での問題がわかりやすい好感度という形で表されている、非常に興味深い台本でした」と語る三浦は、「俳優も時に人気商売と言われる職業なので、他人事ではない感じでした。SNSなどで好感度に近しいものが数字として可視化されてしまう時代、大切なものが一体何なのか考えさせられました」と作品の面白さについて、実感を交えてコメント。そして、「数字に翻弄(ほんろう)され変化していく谷村雄二を演じていく中で、もしかすると自分もこうなるのではないかという、リアルなイメージで内面の移り変わりを演じています。SNSを多く利用する方は、特に楽しんでいただける作品になっているかと思います」と役作りを踏まえて、見どころを伝えてる。

また、生駒里奈が、谷村が所属する営業部の同僚で、ライバルの彼女でもある斉藤佳奈役で三浦と共演する。

生駒は「どの時代も他人からの評価を気にしてしまうのが人間のさがだと思いますが、それを目で見ることができたら…。それはうれしいことなのか、怖いことなのか…私が演じた斉藤佳奈は、同性からよく思われない要素も兼ね備えてしまっている女性ですが(笑)、一生懸命演じましたので、楽しんでいただけたらうれしいです!」とアピール。

ドラマ化に際して、原作・目からウロコ氏は「ドラマには、小説とは違う魅力があると思います。だから、世界観は大事にしながらも、一味違う『好感度上昇サプリ』を見てみたい。そんな願いもかなう、ドラマを作っていただけました。面白くてゾクゾクした感覚を、今でも覚えています。『人生にモヤモヤする』『頑張っているのに報われない」そんな方に、ぜひ見ていただきたいです」と呼び掛けている。

さらに、ドラマを彩るエンディングテーマには、ヘッドフォンの中の世界の「その他大勢」が決定した。ヘッドフォンの中の世界は、2021年10⽉に突如として⾳楽シーンに現れた正体不明のアーティスト。デビュー曲「僕の⽣きがい」は、ドラマ「この初恋はフィクションです」(TBS系)の主題歌に抜てきされた。そんな注目のアーティストが放つ、「人の目ばかり気にしてしまう」「自分らしく生きたいのに理想ばかりが先行して、現実とのギャップに疲れてしまう」…現代人の思いを代弁した歌詞と、優しく、それでいて力強い歌声は必聴だ。

ヘッドフォンの中の世界・KAEERUは「ほかの人から自分はどう見えてるんだろう。もっとよく思われたいなって、僕もどうしても考えてしまいます。自分のことが気になって仕方ないのは、それだけ自分を愛しているのだと思うんです。自分を信じて生きていきたい。そんな思いを込めて歌いました。皆さんの日々に彩りを添えられますように」とメッセージを寄せている。

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