任期満了に伴う大田区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の大田区長選挙には届け出順に立憲民主党とれいわ新選組が支持する森愛氏（45）、岡高志氏（47）、自民党と公明党が推薦する鈴木晶雅氏（64）の無所属新人の3名が立候補しました。本記事では無所属新人の鈴木晶雅氏についてご紹介します。
大田区長選挙に立候補 森 愛（もり・あい）氏の経歴・政策まとめ
大田区長選挙に立候補 岡 高志（おか・たかし）氏の経歴・政策まとめ
日本大学卒業。大田区議を3期連続で、東京都議を通算6期務める
鈴木氏は1958年生まれ、日本大学法学部政治経済学科卒業。衆議院議員・石原慎太郎氏公設第一秘書を経て、1991年から大田区議会議員を3期10年務めました。2003年の東京都議会議員選挙に初当選、以降4期連続当選しました。2017年に落選しましたが、2020年の東京都議会議員補欠選挙で5度目の当選、2021年の都議選で6度目の当選。今回の大田区長選挙に立候補するため、今年4月3日で東京都議を辞職しました。
鈴木氏が掲げる政策とは
鈴木氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。
01 子育て・教育を充実し、子育て世代に選ばれる「おおた」を実現
・小中学校給食の無償化
・不登校特例校の新設と多様な学びの場の創出
・保育園等入所申請のデジタル化
・児童相談所、一時保護所を新設、虐待児童への支援体制を再構築
02 「おおた」の「都市力」「魅力」を向上
（便利で賑わいのあるまちづくり）
・新空港線の整備を契機とした沿線地区のまちづくり
・警察や地域と連携し駅周辺の防犯対策を強化。「安全 きれい 居心地のいい」場所に
（防犯カメラの更なる促進）
・民間の活力を生かしスポーツ、健康、子育て、防災等、多様な機能を有する公園の整備
・自治会町会、区民活動団体など公共的な活動を担う団体への支援を強化
・商店街の特色ある活動を支援、次代を担う若手の育成
03 あらゆるリスクに備え、安心・安全を実感できるまちづくり
・防災力を強化し、多発する自然災害に立ち向かいます
・近年被害の多い特殊詐欺・自転車盗難等の犯罪発生の抑止
・猛威をふるったコロナをはじめとする感染症に対し、医療機関と協力し区民のくらしを守ります
04 一人ひとりが輝く健康と福祉のまちづくり
・「人生100年」時代、健康寿命を延ばします
・大学や民間と連携し、科学的根拠に基づく施策展開
・医療と介護が連携した在宅サービスの構築
・住み慣れた地域で安心して暮らし続ける「おおた」
05 成長戦略 経済と環境が両立する持続可能なまちづくり
・区の技術とブランド力を育み、経済活力を高めます
・2050年カーボンニュートラルの実現に向けた環境都市をつくります
・中小企業の販路拡大や新製品新技術の開発の促進
06 わかりやすい、使いやすい、優しい「おおた」に
・DXの推進により区民サービスの向上を実現します
・デジタル活用が困難な方にも丁寧でわかりやすい窓口サポートを実現します
