NHK福岡放送局は、3月までラジオの音楽番組として親しまれてきた「六本松サテライト」を、4月からNHK総合で放送するテレビ版（第4土曜午後6：05、九州・沖縄ブロック）にリニューアル。ラジオ版に続いてパラシュート部隊が司会を務め、公開生放送でおくるトーク＆音楽ライブ番組へと生まれ変わる。生放送には、“福岡の妄想クリエイター”まいぱんも出演。ラジオ版に出演していたラジオDJ・栗田善太郎と音楽プロデューサー・松隈ケンタは、VTRコーナープレゼンターを担当する。
NHK福岡放送局コンテンツセンターのチーフプロデューサー・山崎隆博氏は、「ラジオ番組『六本松サテライト』はもともと『サテライト』という名前がついている通り、NHKのスタジオを飛び出し、さまざまな場所で収録していくというコンセプトでスタートしました。しかしコロナ禍で、（番組が）立ち上がってからの3年間はなかなか公開収録も行えず…。そこでテレビ版では、3年分の思いを胸に可能な限りたくさんの人に会える番組を目指します。NHK福岡放送局以外での放送も予定していますので『ここに来てほしい！』など、ご要望があればホームページからぜひリクエストしてください！」と意気込む。
初回となる4月22日のゲストは山田健登。「歌手のみならずミュージカルなど俳優としても活躍する長崎出身の山田健登さん。その歌声にほれ込み、初回にお声がけさせていただきました。『100万再生を達成した曲でメジャーデビュー』というプロジェクトでファンの皆さんと一緒に歩み続ける姿も、番組のコンセプトとの重なりを感じています。生放送でのパフォーマンスもご期待ください！」と山崎氏。
同日の観覧申し込みは既に締め切られており、総応募者に対する当選倍率は3.3倍だった。翌月以降も同局の公式サイトで受け付ける。山崎氏は「『みんなに会える、みんなでつくる生放送』をコンセプトに掲げてお届けします。視聴者の皆さんのメッセージを一つ一つ読ませていただきながら、皆さんの声をもとに台本を制作中です。どんな番組になるのか？ いざふたを開けてみないと分からないことだらけですが…。皆さんを前にしての公開生放送、出演者＆スタッフ一同、楽しみにしています！」と語った。
番組は放送後から1週間、インターネットを介してNHKプラスで見逃し配信されるため、放送エリア外でも視聴可能だ。
