渋谷区長選挙に立候補 鈴木 哲司(すずき・てつじ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う渋谷区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の渋谷区長選挙には届け出順に政治団体「旧統一教会と戦う日本第一党」新人の菅原深雪氏(61)、立民民主党が推薦、れいわ新選組が支持する無所属新人の吉田佳代子氏(60)、無所属新人の鈴木哲司氏(50)、無所属現職の長谷部健氏(51)の4名が立候補しました。本記事では無所属新人の鈴木哲司氏についてご紹介します。

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國學院大學卒業、新潟医療技術専門学校卒業。大学教授や神職を務める

鈴木氏は國學院大學文学部神道学科卒業、新潟医療技術専門学校救急救命士科卒業。特定医療法人徳洲会東京本部、帝京大学医学部附属病院救命救急センターを経て、帝京平成大学大学院健康科学研究科准教授、ハリウッド大学院大学ビューティビジネス研究科客員准教授、東日本国際大学健康社会戦略研究所客員教授、地域医療連携推進法人医療戦略研究所医療チャプレン、鈴鹿医療科学大学保健衛生学部救急救命学科設置準備室室長、鈴鹿医療科学大学保健衛生学部救急救命学科学科長・教授等を歴任。また神職でもあり、渋谷区では青少年対策地区委員、保護司などの社会活動を行っています。

鈴木氏が掲げる政策とは

鈴木氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

◎高齢者・身体障害者対策
「多死社会」へ対応するために地域包括ケアの概念に死後のケアを組み込み、行政、医療専門職、葬儀社などに携わる関係者が地域内で連携する体制を整備するための「終活支援センター」を新設します。

◎健康格差対策
あらゆる人びとが健やかで幸せな生活を送れるように社会的要因への働きかけを行い、個人、集団、地域を認識して、それぞれのニーズに応える活動を支援し、健康格差を生じる要因を明らかにし効果的なアプローチを見出す研究を推進します。健康格差の是正に向けて、患者・家族および関係者や関係機関(専門職、民生委員、保護司、地域住民、支援ネットワーク、NPOなど)と横断的・縦断的な組織連携を構築します。

◎教育・いじめ対策
子供の成長を社会全体で支える施策のひとつとして、子供たちの安心で充実した食の環境を整える取り組みを進めるため、学校給食費の無償化を実施いたします。
「いじめゼロ」を目指し、毎月1回、区立の全児童・生徒にいじめ通報を促進するチラシはがきを配布します。新たなアプローチとして、区長部局に「監察課」を新設して「行政的アプローチ」をいたします。

◎学校安全対策
災害、事件、事故から幼児、小中学生を守るために、地域・商店街の声がけ、見守り体制の強化を図ります。また、行政がリーダーシップをとり、地元商店街、消防団、警察、学校、企業などのエリアごとの連携体制を強化します。

◎防災対策
安心安全な街づくりを推進するため、避難所を設置する各町会と連携します。
国際的な水準を維持できるように避難所の環境水準を高めます。また、災害時に母子を支えるために心理的安全性を築く拠点である「災害時福祉避難所」や「妊産婦所在把握システム」を整備します。
災害時にも安心できるトイレ環境を守るためにも女性専用トイレ廃止を見直します。

◎危機管理対策
区民の詳細な個人情報を預かる自治体の危機管理としてサイバーセキュリティの強化を推進します。
テロによるマスギャザリング災害の発生を念頭に置いて、日本医師会、東京都医師会、渋谷区医師会、日本救急医学会などの諸団体と緊密な連携を図り、安全対策・救急医療対応などへの協力体制を強化します。
さらに、噴火や弾道ミサイル攻撃などのいざという時に逃げ込める安全な避難施設を渋谷の地下空間に準備するため、東京都や鉄道会社と連携して地下施設の災害シェルター化を推進します。

◎新型コロナ対策
「遺伝子型ワクチン」(mRNAワクチン)について、そのリスクの科学的評価に基づいて、現行の接種推進策を根本から見直して区民の命と健康を守ります。

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