海の上 スイスイ 能生海岸こいのぼり 「春の風物詩」大小60匹

 糸魚川市の能生海岸の海上こいのぼりが18日、設置された。弁天岩を望む海岸の春の風物詩が、今年も多くの人の目を引き付けている。

能生海岸の春の風物詩、海上こいのぼり。今年も多くの人の目を引き付けている(20日)

 能生海岸管理組合(齋藤浩組合長)が20年以上継続している取り組み。家庭で不用になり寄せられたこいのぼりを活用している。
 弁天岩と岸をつなぐ曙橋と平行するようにロープを渡し、大小さまざまな60匹を設置。風にはためくこいのぼりが海上を悠々と泳ぎ、訪れた地域住民や市外行楽客を楽しませている。
 今年は5月20日まで設置予定。齋藤組合長は「コロナも明けてくるので、雄大に泳ぐこいのぼりの姿を見て、元気になってもらいたい」と呼び掛けている。

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