機雷かと騒然も危険物にあらず 上越市虫生岩戸

 22日午前10時40分ごろ、上越市虫生岩戸の海洋フィッシングセンター内の砂浜に直径約25センチの鉄球のような物が漂着しているのを施設職員が発見、回収して警察に通報。機雷の可能性があるとして利用客らを避難させ、県警本部を通じて陸上自衛隊に照会したところ、危険物ではないと判明、午後3時ごろに規制は解除された。
 上越署によると、発見当時は職員や利用客ら15人が現場にいたが、けが人はいないという。関係者によると、漂着物は何らかの機械の一部とみられる。海洋フィッシングセンターは同日が本年度の営業初日だったが、急きょ休止。23日以降は通常通り営業するという。

現場を確認する警察と市職員。この直後、現場周辺の規制が解除された(22日午後3時ごろ)

© 株式会社上越タイムス社