「スタートレック ディスカバリー」ソネクア・マーティン=グリーンがシーズン3を「衝撃のシーズン」とアピール!

宇宙艦・ディスカバリーを舞台にしたSF大作ドラマ「スタートレック ディスカバリー」のシーズン3が登場。地球人だがバルカン人のもとで育った中佐、マイケル・バーナムを演じるソネクア・マーティン=グリーンに、今シーズンについて話を聞いた。

── 未来にジャンプしたディスカバリー号は、どうなりますか?

「930年後の未来へジャンプしますが、そこで私たちはこの新しい未来に順応していきます。置かれた環境になじみ、自分の居場所を見つけなければなりません。私たちは、未来の人々にとっては古代人ですから、どう適応するか見いださないといけないのです。今までの経験や環境から離れたことによる、感情の変化や感覚にも対処しなければなりません。シーズン3では、脚本家がそのような部分を掘り下げてくれたことがよかったです」

── シーズン3ではマイケルの進化した姿が見られますね。

「メークとヘアセット、衣装部門の部長と私は、一緒に進化したマイケルの見え方をいろいろと話し合いました。私自身、そしてマイケルも変身を遂げていますから、それを反映させたかったのです。製作総指揮のアレックス・カーツマンとミシェル・パラダイスとも、どのような姿になるのか何度も相談を重ねました。それはとても象徴的で美しいものができたと思います」

── マイケル・バーナム役を演じる上で、何が必要ですか?

「すべての要素が、あるべき姿になるのに役立ちます。自分はマイケルだと信じ込むことで、ストーリーを自分のものにすることができるんです。トレーラーハウスについて言うと、まるでリビングルームみたいに、とても快適で安心できる場所になっています。そういうことが役を演じる上でも大いに関係しています。その空間で私はゆっくりと確実に、マイケルになっていきます。ヘアメークをして衣装を着ると『そう、これが私。私はマイケル・バーナム』と感じます。フェイザー銃など役に関わりのあるものに触れた時や、宇宙ステーションに行く時など、それらすべてがマイケルの人生を創っています」

── 新たなキャラクターであるブックはどんな人物ですか?

「デヴィッド・アヤラが演じるブックことクリーブランド・ブッカーは、この新しい未来を象徴するような存在です。私たちは少しの間、彼のレンズを通して未来を見ることができるのですが、それがとても気に入っています」

── また、そのブックの飼いネコ・グラッジについても教えてください。

「メイン・クーンというネコの種類で、ものすごく大きいんです。私はメイン・クーンが好きだし、このネコがストーリーに織り込まれたことが気に入っています。素晴らしいおどけ役で、みんながグラッジを見て笑っていますね。その存在感がいろいろな意味で面白いです」

── あらためて、シーズン3の見どころをお願いします。

「私たちは、果敢にも誰も行ったことのないところへ行きます。それは、『スタートレック』シリーズの一種の合言葉のようなものですが、新しい方法を使い、本当の意味で誰も行ったことのないところに行くのです。それ自体が、ファンの皆さんに楽しんでいただける新しい体験を生み出すことになっています。間違いなく衝撃のシーズンです。私たちは自分のために、お互いのために戦います。そしてこの未来のために。視聴者にとって、惑星連邦の存在は本当に刺激的で魅力的なものになるはずです。また、シーズン3の新しいキャラクターたちはみんな、才気あふれています。ですから、とても豪華なシーズンになっています」

【プロフィール】

ソネクア・マーティン=グリーン Sonequa Martin-Green
1985年3月21日生まれ。米・アラバマ州出身。「グッド・ワイフ」(2009~16年)や「ワンス・アポン・ア・タイム」(11~18年)に出演。「ウォーキング・デッド」(10~22年)のサシャ役で有名。

【番組情報】

「スタートレック ディスカバリー シーズン3」(全13話)
スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ
5月12日スタート
金曜 午後10:00~10:55ほか(二カ国語) ※19日は、午後10:00~11:00
深夜0:00~1:00ほか(字幕)

貴重な記録を守るため、ディスカバリーごと23世紀から32世紀の未来へ送り込んだマイケル(ソネクア・マーティン=グリーン)らクルー。32世紀でとある惑星に不時着したマイケルは、遭遇した配達人・ブック(デヴィッド・アヤラ)から惑星連邦が消滅したと聞き…。

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