パドレス5割復帰 ダルビッシュ6回途中2安打1失点で今季初勝利

【パドレス7-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

パドレスは初回に3点を先制するなど、序盤から優位に試合を進め、終盤にダイヤモンドバックスの反撃に遭ったものの、7対5で勝利。敵地での4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、今季成績を12勝12敗として5割復帰を果たした。パドレス先発のダルビッシュ有は6回途中2安打1失点で今季初勝利(2敗、防御率3.00)をマーク。4番手のジョシュ・ヘイダーが8セーブ目を挙げ、ダイヤモンドバックス先発のドレイ・ジェイムソンには今季初黒星(2勝)が記録された。

パドレスは初回にジェイク・クロネンワースの犠飛とマット・カーペンターの2点タイムリー二塁打で3点を先制。カーペンターは3回表に犠飛、5回表に3号ソロ、7回表にタイムリー二塁打を放ち、3打数3安打5打点の大活躍だった。

7回表終了時点で7対1と6点をリードしたパドレスだったが、7回裏に2本のソロアーチで2失点。8回裏にも2点を失い、2点差に迫られたものの、9回裏は守護神ヘイダーが三者凡退に抑え、7対5で逃げ切った。

パドレス先発のダルビッシュは初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回裏と3回裏も四球を1つずつ与えながらも無失点に抑えた。4回裏は三塁打と四球で無死1・3塁のピンチを招いたが、エバン・ロンゴリアの犠飛による1失点のみで切り抜け、5回裏は再び三者凡退。6回裏二死2・3塁となったところで降板した。

試合後、ボブ・メルビン監督はダルビッシュの降板理由が「右ハムストリングの痙攣」だったことを発表。ただし、次回登板への影響はない見込みだ。ダルビッシュは6回途中まで102球を投げ、被安打2、奪三振5、与四球5、失点1という内容。今季4度目の先発登板にしてようやく初勝利をマークした。

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