バルセロナ、A・マドリードとの大一番を制して優勝に前進。久保建英は決勝ゴールの起点に

ラ・リーガ 第30節 結果まとめ

首位を快走するバルセロナ。その勢いに陰りは見えず ©Getty Images

4月21日から23日にかけて、ラ・リーガ第30節の10試合が行われた。

首位バルセロナはリーグ戦13試合負けなしで3位につけるアトレティコ・マドリードとの大一番に挑んだ。両チームがチャンスを作る拮抗した展開となる中、44分にフェラン・トーレスがゴールを決めてバルセロナが先制。後半も一進一退の攻防となったが両軍にゴールは生まれず、1-0でバルセロナが勝利した。

セルタをホームに迎えた2位レアル・マドリードは90分間を通じて攻勢を続け、42分にマルコ・アセンシオ、48分にエデル・ミリトンがゴールを決めて2-0で快勝した。首位バルセロナと2位レアル・マドリードの勝ち点差は11のまま。アトレティコ・マドリードはバルセロナと16ポイント差、レアル・マドリードと5ポイント差に広げられた。

レアル・ソシエダはホームでラージョ・バジェカーノと対戦。57分に先制されながらもすぐに追いつくと、81分には途中出場した久保建英のプレーを起点に相手ゴールへと迫り、カルロス・フェルナンデスのヘディングシュートがOGを誘って逆転に成功。2-1で勝利を収めた。

降格の危機に瀕しているバレンシアは最下位エルチェと対戦。前半のうちに2ゴールを奪い、このリードを守り切って2-0で勝利を収めてひとまず降格圏を脱した。

5位ベティスはアウェイでオサスナと対戦し、2-3で敗戦。6位ビジャレアルもセビージャとのアウェイゲームを1-2で落としている。一方で、7位アスレティック・ビルバオは2-1でアルメリアに勝利し、ベティスに2ポイント差、ビジャレアルに1ポイント差まで迫っている。

エスパニョール vs カディスはスコアレスドロー。バジャドリードは1-0でジローナを下した。ヘタフェと対戦したマジョルカは、相手に先制されながらもイ・ガンインの2ゴールなどで3-1の逆転勝利を飾った。


[ラ・リーガ 第30節 結果]

エスパニョール 0-0 カディス
オサスナ 3-2 ベティス
アルメリア 1-2 アスレティック・ビルバオ
レアル・ソシエダ 2-1 ラージョ・バジェカーノ
バジャドリード 1-0 ジローナ
レアル・マドリード 2-0 セルタ
エルチェ 0-2 バレンシア
バルセロナ 1-0 アトレティコ・マドリード
マジョルカ 3-1 ヘタフェ
セビージャ 2-1 ビジャレアル

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