長年キャンプをしていると、近場のキャンプ場は行き尽くしてしまった…という方も多いのではないでしょうか?そんな方にぜひオススメしたいのが、車中泊で前泊して翌日は遠方のキャンプ場へ出かけてみる、という楽しみ方です。今回は前日夜に車中泊をしてからキャンプへ行くことのメリットや楽しみ方をご紹介します!
車中泊からのキャンプをオススメする5つの理由
車中泊で前泊してからキャンプへ行くことで、普段のキャンプでは味わえないメリットがたくさんあります。
筆者が感じる、5つのメリットをご紹介します!
【メリット1】普段は行けない遠方のキャンプ場に行ける!
キャンプ前日に移動して車中泊をする最大のメリットは、普段の1泊2日では到底行けない遠方のキャンプ場に行けるという点です。
通常のキャンプでは移動時間は長くても4~5時間が限界ですが、車中泊をする事で倍以上の移動時間を確保できます。
そのため、例えば筆者が住む富山からでも日本本土最南端・佐多岬まで行けてしまうんです!
【メリット2】少ない休みでも時間を上手く使える!
キャンプのために三連休はなかなか取れませんよね…。
でも、仕事が終わってから自宅を出て車中泊をする事で、翌日キャンプ場に向かうまでの時間を上手く使えるのがメリットのひとつです。
深夜移動する事で二日分の移動時間を確保できるので、キャンプ場に向かう道すがら観光地に寄ってみるのもオススメです。
【メリット3】費用を安く抑えられる!
遠方へのキャンプであれば選択できる無料キャンプ場も大幅に増えるので、キャンプにかかる予算も安く抑えられます。
また、前日の車中泊もお金がかからないので、観光・グルメ・お土産に多くの予算を割く事ができてキャンプでの満足度も上がりますよ。
【メリット4】天気が良い地域を狙って行ける!
キャンプで困るのは天候の悪化。
特に雨が降れば設営や撤収にも時間がかかり、帰宅後にテントを干すなどの必要が出てきます。
しかし、車中泊を利用して遠方のキャンプ場に行けるのであれば、天気予報をチェックして天気の良さそうな地域のキャンプ場を選んで向かう、なんてことも可能になります。
車中泊を挟むことによって、天候の心配をせずにキャンプが楽しめるようになるのも魅力の一つです。
【メリット5】各地の温泉が楽しめる!
車中泊を利用する場合は宿泊場所や時間の融通が効くので、キャンプ場に向かいながら夜は各地で温泉を楽しむ事ができます。
車中泊の前に温泉で移動の疲れも癒せますし、日帰り温泉施設も遅くまでやっているところもあるので、名湯巡りを兼ねてキャンプ場を探してみるのもオススメですよ。
【体験談】車中泊からのキャンプは良いことづくし!
キャンプ前日に車中泊を利用してキャンプの活動範囲を拡げれば、今まで経験した事のない感動が得られやすいのが魅力。
今回は、筆者の地元富山県から400キロほど離れた静岡県伊豆まで、仕事終わりの車中泊を経て夫婦で結婚記念日キャンプ(2泊3日)に行って感動した魅力をご紹介致します!
【魅力1】普段見れないロケーションに感動!
キャンプ場は日本全国にたくさんありますが、長年キャンプをしていると近隣のキャンプ場は行き尽くしてしまい、再度利用すると感動が薄れがちです。
しかし、車中泊を利用して活動範囲を広げ遠方のキャンプ場に行く事で、日本海在住の筆者としては普段見る事ができない海越しの富士山の絶景を見ることができてとても感動しました!
【魅力2】季節を越えた観光を満喫
活動範囲を広げる事でより楽しめるのが観光です。
遠方だからこそ見た事のない、経験した事のない感動を味わえるのが魅力のひとつです。
雪国である筆者の地元だと二月は厳寒期ですが、温暖な伊豆であれば季節を越えて早咲きの河津桜を楽しめるのも遠方キャンプの魅力ですね。
【魅力3】ご当地グルメを堪能
キャンプの活動範囲を拡げる事による感動は目に見える物だけではなく、その土地の特産グルメを味わえるのも魅力のひとつです。
伊豆下田では、特産品・金目鯛を使った下田バーガーをいただきました。
全国で色々なご当地バーガーを食べ歩いている筆者ではありますが、その中でも上位クラスの絶品バーガーでした!
車中泊とキャンプで活用できるオススメ兼用アイテム
車中泊をする場合はキャンプとギアアイテムが兼用できるので、新たに購入する必要はないのが嬉しいですよね!
そんな中、欠かせないのは以下のアイテムです!
ルーフボックス
比較的広さに余裕がない車中泊では、就寝時に不要なキャンプギアをどこにしまうのかがポイント。
そんなときにあると便利なのがルーフボックスです。
ルーフボックスがあれば車内以外にも大容量の積載空間が確保できますし、大人数でのキャンプでも重宝しますよ。
極厚インフレータブルマット
移動時間が増える車中泊で重要なのは、しっかり快眠すること。
そのために欠かせないのが、極厚のインフレータブルマットです。
車種によっては完全なフルフラットが厳しい場合でも、厚みが80㎜以上のマットがあれば安定して眠ることができます。
もちろんキャンプでも快眠できるので、一つ持っておいて損はないアイテムです!
ソロキャンプ用のコンパクトギア
車中泊での食事を考えるとあると助かるのは、テーブル・バーナー・ランタンといったコンパクトなソロキャンプギアです。
これだけの装備があれば車内で十分調理も可能で、そのままキャンプでも兼用できるので無駄がなくて助かりますよ。
ポータブル電源
車中泊で気を付けたいのは、スマホ・サーキューレーター・LEDランタン・電気毛布などの電源アイテムです。
エンジンを消した後では充電ができなくなるので、ポータブル電源があると安心です!
キャンプも兼用で使えるので、暑い夏や寒い冬でも快適に車中泊ライフが楽しめますよ。
車中泊で前泊して遠くのキャンプ場を楽しもう!
連休はあるけど、三連休以上はなかなか取れない方も多いですよね。
連休前夜から車中泊を利用する事で、今まで遠方で行けなかった憧れのキャンプ場に行く事が可能になりますよ。
遠くに行けるキャンプのメリットもたくさんあるので、皆さんも車中泊とセットで有名な絶景キャンプ場で感動してみてはいかがでしょうか。