重要政策をやり抜けとの激励と受け止める 総理

 衆参補欠選挙で4勝1敗の結果を受け、自民党総裁の岸田文雄総理は24日ツイッターで「今回の衆参補欠選挙において自民党の議席を増やして頂くことができた。自民党が掲げた重要政策課題をしっかりとやり抜けという叱咤激励と受け止めている」と発信した。

 そのうえで「今回の選挙を通じて国民の皆さんの様々な声を頂きました。こうした声を踏まえ政治を力強く進めて参ります。ありがとうございました。」と綴っている。

 また茂木敏充幹事長は「5つの選挙区で4つとれたことは大きい。良い結果が出せたと思っている」と語った。茂木幹事長は「岸田政権の中間評価という事で言えば、政権に対して前向きな評価をいただいたと思っている」との認識を示した。

 そのうえで「今後、日本が直面する内外の諸課題にしっかり対応することで、国民の皆さんの期待に応えていきたいと思っている」とした。

 記者団から解散総選挙の観測もあるが、と問われると「総理の専権事項と考えている。いずれにしても今、我が国は様々な課題に直面している。安全保障問題についても。少子化問題も。そういった課題に一つ一つしっかり向き合い、結果を出していくこと。国民の期待に応えることをまずやらなければいけないと考えている」と答えた。

 自民党は衆院千葉5区、山口2区、4区、参院大分で勝利。衆院和歌山1区では事実上の維新との一騎打ちで維新候補に負けた。(編集担当:森高龍二)

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