樂美術館 特別展「ちゃわんやのともし火」4月28日から開催

茶道人.com編集部[著]

樂美術館(京都府上京区)では、特別展「ちゃわんやのともし火」を4月28日から開催します。本展では、わび茶の思考を軸にした、茶のために生み出された樂茶碗を展示しています。

樂茶碗は、千利休の創意のもと、樂家初代・長次郎が生み出した作品です。樂焼はろくろが主流の時代の中、あえて手とヘラのみで成形する手捏ねという手法で造られるという特殊な焼き方をとっています。始まりからおよそ450年の時代を経て、令和の時代へと受け継がれてきました。

長次郎から受け継がれてきた、樂歴代の茶碗や実際の釜の映像などを見ることができますので、ぜひこの機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

2023年4月28日から8月27日まで樂美術館にて開催

樂美術館

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