国内初、過去最大のクルーズ船「MSCベリッシマ」横浜港・大黒ふ頭に入港

横浜港に初入港した大型クルーズ船「MSCベリッシマ」=横浜市鶴見区

 日本に寄港するクルーズ船では過去最大となるマルタ船籍の「MSCベリッシマ」(17万1598トン)が26日、横浜港・大黒ふ頭客船ターミナル(横浜市鶴見区)に入港した。同船が日本に寄港するのは初めて。同船は29日から12月までに横浜港発着のクルーズを計27回予定している。

 MSCベリッシマは、全長約316メートル、乗客約5700人を収容できる大型客船で、2019年3月に就航した。ブティックやレストランが立ち並ぶ全長約90メートルの遊歩道や、大型スクリーンを整備したプールデッキ、スワロフスキー社製のクリスタルが敷かれた階段など、豪華な船内設備が魅力となっている。

© 株式会社神奈川新聞社