小峠英二&井桁弘恵が“未来人”ゴリけんと共演? 福岡の未来を楽しく考える!

TNCテレビ西日本では5月7日から、新番組「ナンテ未来ダ!? 首都福岡」(日曜午後0:00、福岡ローカル)がスタート。「100年後に日本の首都が福岡になっている」という設定で現在の福岡を調査し、未来をよりよくするために今できることを楽しく考えるバラエティーだ。

MCは、バイきんぐ・小峠英二、井桁弘恵の福岡出身コンビ。福岡を拠点に活躍するゴリけんもレギュラー出演する。番組の総合演出を担当するTNC制作部の近木俊介氏によると、小峠が同局制作番組に出演するのは深夜番組「第∞世代(だいはちせだい)~ここまでどうですか?」(2020〜22年)以来。「収録中は触れていませんが、私も『第∞世代』でディレクターを担当していたので、打ち合わせでは『第∞世代』トークで盛り上がりました!」と明かす。井桁は、特番「ももち浜ストアpresents 待ちに待った! HOTRIP釜山」(22年11月)以来のTNC出演となる。

ゴリけんは、100年後からやって来た未来人“GORIKEN”役。彼が言うには、100年後の日本は首都が福岡に移り変わっているという。だが、“首都福岡”にはさまざまな問題が山積み。 その問題を解決するため、現代のうちに変えてほしいと願い、タイムスリップしてきたらしい。その思いを受け止め、番組が現在の福岡を取材。VTRを見ながら、小峠と井桁がどうすれば未来の福岡がよくなるかを提言していく。

第1回は、まず「100年後の田川(福岡県田川市)が変わってない問題!?」を考察。未来でも同地方の車両は“筑豊ナンバー”と恐れられ、若者はボンタン(幅広い学生ズボン)をはいているらしい。GORIKENは100年後の田川を盛り上げるための起爆剤を、現代で見つけてほしいと相談する。

次に「ソフトバンクホークスの4軍を取材していない問題!?」にも迫る。23年に創設されたホークスの4軍。だが、あまり取材していなかったため、後のスター選手に関する若かりし秘蔵映像が残っていなかったとか。そこで、GORIKENが23年のうちに対策をと願い出る。

近木氏は「『全国で一番勢いがある街』と言われるほど、発展し続ける福岡。その勢いに全力で乗っかって『東京や大阪に並ぶ都市になるんだ!』と背伸びしたい自分がいる一方で、『やっぱり東京や大阪にはまだまだかなわんよね』という気持ちも。そんな福岡県民のリアルな感情をバラエティーに落とし込んだらどうなるかな、と考えたのが(番組作りの)きっかけです。余談ですが、実は小峠さんとゴリけんさんは、大阪NSC(吉本興業の新人タレント養成所)の同期! そんな2人の関係性も楽しんでいただけたら」と語る。

【出演者 コメント】

小峠 「(初回収録を終えて)結構名シーンがあって、もう1回見たくなるシーンが多かった(笑)。意外と気にしていなかったところをつつくような調査というか、普通に生活してたら見落としがちなところをうまくついている気がします。僕も福岡の人間ですけど、まだ知らない福岡や気の利いた企画があるので毎週楽しみにご覧いただければと思います」

井桁 「福岡のことをこんなに話すのも久しぶりだったので、地元に帰ってきたみたいで収録は楽しかったです。(番組のタイトルについて)東京に住んでいても福岡の盛り上がりや熱を感じるので、そこを福岡県民から盛り上げていくのはすてきだなと思いました。ゴリけんさんが頑張って未来人をやってくれているところも見どころです(笑)」

ゴリけん 「いい意味で番組にはドキドキさせてもらっています。『これは答えが出るのかな』とか、諦めるのが早い時もあるし(笑)。取りこぼしスペシャルをやってほしいくらい、見どころがありますね。僕も随分ローカルタレントでリポートして回ってますけど、『ホントかいな!?』というような初めて知ることが多かったので、その辺の情報はすごいと思います」

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