メッツが乱打戦制し連敗ストップ 先発全員安打で16安打9得点

【ナショナルズ8-9メッツ】@シティ・フィールド

メッツは8回表に5点を奪われまさかの大逆転を許したものの、直後の8回裏にピート・アロンソのタイムリー二塁打で同点とすると、ジェフ・マクニールのタイムリー三塁打で再逆転に成功。9対8で乱打戦を制して連敗を4でストップさせた。メッツ3番手のブルックス・レイリーが1勝目をマークし、4番手のデービッド・ロバートソンが5セーブ目を記録。ナショナルズ4番手のメイソン・トンプソンは2敗目(2勝)となった。

このカード2試合でわずか1得点と低調だったメッツだが、この日は打線が繋がる。1対1で迎えた4回裏にブレット・ベイティの1号ソロ、フランシスコ・リンドーアのタイムリー二塁打で3点を勝ち越すと、1点差に迫られた直後の6回裏には4本のヒットで3点を奪い、7対3とナショナルズを突き放す。これで連敗ストップは確実かと思われたが、8回に落とし穴が待っていた。

8回表、前の回から登板していたベテランのトミー・ハンターが突如崩れる。先頭から連続で死球を与え、フィルダースチョイスで無死満塁のピンチを作ってしまうと、ここで3番手のレイリーにスイッチ。しかし、レイリーも犠牲フライのあとこの回チーム3つ目となるデッドボールを当ててしまい、ピンチが拡大する。なんとか食い止めたい場面だったが、続くCJ・エイブラムスにまさかの満塁弾を浴びてしまい、7対8と逆転を許してしまった。

それでもこの日のメッツ打線は集中を切らさなかった。8回裏、先頭のスターリング・マルテがヒットで出塁すると、盗塁、タッチアップで3塁まで進塁。このチャンスをアロンソが右中間を破るタイムリー二塁打でモノにすると、続くマクニールがタイムリー三塁打で続き、熱戦に終止符を打った。苦しい試合をものにしたメッツは、明日から2ゲーム差で追いかける地区首位のブレーブスとの3連戦を迎える。

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