蔵の街・栃木市に響く船頭唄 巴波川には「こいのぼり」も泳ぐ

 蔵の街・栃木市では、市内中心部を流れる巴波川で観光客が遊覧船に乗って歴史ある街並みを満喫しました。

 船の上からゆったりと小江戸と言われる栃木市の街並みを楽しむことができる蔵の街遊覧船です。

 巴波川の舟運は、徳川家康の棺を日光に運んだ際に荷物をこの場所に陸揚げしたことが始まりと言われ川岸には今も蔵造りの建物が残ります。

 その歴史を継ぐ遊覧船は、船頭唄とともに30分ほどかけて街中を巡る人気施設。

 コロナ禍前の大型連休は1日に約1000人の利用があり、今年(2023年)は、700人から800人ほどに戻ると予想されています。

 朝からすっきりと晴れたこの日は川幅いっぱいに広がった1151匹の「こいのぼり」が優雅に泳ぐ中、乗船した人たちは船頭の軽快な語り口に耳を傾けながら歴史ある街並みを眺めたり写真を撮ったりして大型連休のひと時を楽しんでいました。

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