栃木県柔道整復師会柔道大会 4年ぶり通常開催

宇都宮市で3日、小中学生を対象にした柔道大会が開かれ、小学生の全国大会に出場する選手が決まりました。

大会は栃木県柔道整復師会が毎年開いているもので、39回目となる今年は、中学生男女の団体戦が4年ぶりに復活し、小学4年生から6年生をあわせたおよそ270人が出場しました。

去年10月に行われたいちご一会とちぎ国体では成年男子が初優勝を飾り、若い選手たちの飛躍に関係者の期待は高まっています。中学生の団体戦は、道場ではなく中学校の頂点を決めるもので、母校の威信をかけて選手たちは熱戦を繰り広げました。

会場では、選手が仲間の背中を叩いて鼓舞する様子や観客席から大きな声援が送られる場面が見られ、大会は制限が無い通常開催らしさが戻ってきました。

なお大会の結果は、中学男子の部は足利市立足利第一中学校が、中学女子の部は那須塩原市立厚崎中学校が優勝しました。また、小学4年生の部では大平町少年柔道クラブの柏崎煌大さんが、小学5年生の部では帝京豊郷台柔道館の伊藤美羽さんが、小学6年生の部では大平町少年柔道クラブの柏崎哲成さんがそれぞれ優勝を果たしました。

小学4年生の部の優勝者と5、6年生の上位2人は、11月の全国大会に出場します。

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