R・マドリード、マンチェスター・Cともに譲らず、1stレグはドロー|チャンピオンズリーグ

準決勝1stレグ結果

写真:互いに強烈なミドルを決め合い、1stレグは痛み分けに ©Getty Images

5月9日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグのレアル・マドリード vs マンチェスター・シティ戦が行われた。

レアル・マドリードはケガから復帰したばかりのルカ・モドリッチが先発メンバー入り、累積警告で出場停止のエデル・ミリトンの代わりにアントニオ・リュディガーが入った。一方のマンチェスター・シティはケヴィン・デ・ブライネやアーリング・ハーランドが順当に先発に名を連ねた。

立ち上がりはアウェイのマンチェスター・シティが主導権を握った。8分にはベルナルド・シウヴァの折り返しからデ・ブライネがシュートを放ったが、レアル・マドリードのGKティボー・クルトワがブロック。14分にはジャック・グリーリッシュの折り返しを受けたロドリがミドルシュートでゴール左隅を狙うが、これもクルトワが指先で逃れる。15分、16分にはハーランドが立て続けにシュートを放ったが、いずれもクロトワが収める。

レアル・マドリードは防戦一方だったものの、36分にワンチャンスをモノにする。左サイドでボールを運んだエドゥアルド・カマヴィンガが横パスを送ると、これを受けたヴィニシウス・ジュニオールがやや右に持ち出して右足を振り抜き、鋭いシュートをゴールネットに突き刺した。ホームチームの1点リードで前半を折り返す。

後半、最初にチャンスを作ったのはレアル・マドリード。50分にカリム・ベンゼマが左足でシュートを放ったが、ジョン・ストーンズが体を張ってブロックする。一方のマンチェスター・シティは55分、B・シウヴァのスルーパスに抜け出したデ・ブライネがGKと1対1の場面を作るが、シュートはクルトワが広げた右手に当たりゴールは生まれない。

クルトワの好セーブ連発でなかなかゴールを奪えなかったが、67分にマンチェスター・シティがついに同点に追いつく。グリーリッシュからのパスを受けたイルカイ・ギュンドアンが、相手のチェックを受けながらボールをキープし軽く落とすと、デ・ブライネが右足でミドルシュート。狙いすました一撃はさすがのクルトワも対応しきれず、ゴール左隅に突き刺さった。

その後は一進一退の攻防が続き、終盤にかけてはレアル・マドリードが猛攻。78分にはFKからベンゼマがヘディングシュートを放ったものの、ここはマンチェスター・シティのGKエデルソンがビッグセーブ。90分には途中出場のオーレリアン・チュメアニがミドルシュートを放ったが、ここもエデルソンが阻止した。

試合はこのままタイムアップ。1-1の引き分けに終わり、勝敗の行方は2ndレグに委ねられることとなった。

2ndレグは5月17日、エティハド・スタジアムで行われる。

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