MLBの公式動画で、いまもっとも見られているのは何か。月ごとに注目の動画を紹介していくこのコーナー。開幕から約1カ月でもっとも視聴されたのは、日本を代表するあの二刀流ではなく、侍ジャパンのもう一人の中心選手だった。
開幕から約1カ月、今季も数々の白熱のバトルが繰り広げられているメジャーリーグだが、MLB公式のYouTubeで視聴回数約75万回の3位となっているのがエンゼルス、大谷翔平の開幕5先発でMLB記録の被打率.092を記録した日本時間4月22日のロイヤルズ戦だった。
この日も「2番DH兼投手」で出場した大谷は。7回102球、2安打無失点。6者連続を含む11奪三振の好投で3勝目を挙げた。
さらに第2位の約76万回視聴となっているのが、大谷とマイク・トラウトの「トラウタニ」による今季初の連続アーチをマークした開幕3戦目のアスレチックス戦。昨年9月7日以来、通算23度目、2者連続は通算6度目のアベックアーチを記録したゲーム。
そして第1位は、大谷を抑えて約85万回視聴となっているのがレッドソックス、吉田正尚の1イニングで2本塁打を放ったブリュワーズの動画。8回、13試合ぶりの2号ソロを放つと、続く第5打席は2死満塁から3号グランドスラム。日本人選手の1試合2発は最多タイの35度目だが、1イニングでは史上初の快挙だった。
世界各地から集結するMLB選手のなかで、トップ3の注目を集めた日本人選手。これは開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシックも要因だ。アメリカと日本の決勝戦ハイライトはなんと401万件。続いて、メキシコ戦でのサヨナラ、日本対メキシコ戦のハイライトも300万視聴を超えていた。
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