難病を抱える子どもたちのための在宅歯科治療を普及させようと、5月14日、歯科医などを対象に講習会が行われました。
難病を抱え、自宅で療養している子どもたちの多くは、日常的な歯科診療を受けることが難しいといわれます。
そこで県歯科医師会では「難病患者等のための在宅歯科医療推進事業」を進めていて、この事業の一環として、在宅歯科医療の普及を目指して講習会を開いたものです。
講習会では小児歯科医療の現状についての講義や、患者の自宅を再現したスペースでの実習形式の研修などが行われました。
県内で医療的ケアが必要とされる難病を抱える子どもは現在、700人以上と言われます。