採点ミス計933件 千葉県公立高校入試の改善を検討 提言へ

採点ミス計933件 千葉県公立高校入試の改善を検討 提言へ

 2023年2月に実施した公立高校入試で、98校で合わせて933件もの採点ミスが発覚した問題について、その原因究明や検証を行う会議が5月15日、千葉市内で開かれました。

 千葉市内で開かれた、公立高校入試の改善検討会議は、採点ミスの原因の究明や検証、それに再発防止策を取りまとめるため、4月に設置され、委員には弁護士や大学教授など、5人の有識者が名を連ねています。

 会議は冒頭以外、非公開でしたが、会議後に記者団の取材に応じた真田範行委員長によりますと、会議では、人的ミスを防ぐための改善策のほか、入試の出題形式についても議論が交わされたということです。

 なお、次回の会議開催は5月下旬を予定し、千葉県への提言内容を取りまとめる方針だということです。

改善検討会議 真田範行 委員長
「委員長としてはかなり前進した方向性になってきていると思う。かなり抜本的な改善策が第3回(次回)打ち出されると考えている」

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