関西からの誘客へ 旅行会社が栃木県内視察

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが最も軽い5類に移行したことを受け、旅行需要の回復が期待されています。栃木県では、茨城空港を利用した関西からの誘客につなげようと茨城県などと連携し16日と17日の2日間、関西の旅行会社を招いた視察を行っています。

県内の観光地を訪れているのは茨城空港に就航しているスカイマークを利用した旅行商品を販売している関西の旅行会社の担当者など10人です。茨城空港に到着した一行は、バスで栃木県内を訪れました。

このうち、足利市のあしかがフラワーパークでは見ごろを迎えたバラ園を見学。園内の4千平方メートルのエリアに約300品種のバラが咲き誇るローズガーデンで園の担当者から施設の概要などを聞きながら旅行の企画を検討していました。

県観光交流課によりますと去年、県内で宿泊した観光客のうち関西から訪れた人の割合は1%にも満たないことから、茨城と神戸を1日3往復しているスカイマーク便を活用して多くの人に訪れて欲しいとしています。

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