◆横浜FC2-1川崎
横浜FCは両シャドーストライカーが躍動。まずは約1カ月ぶりに復帰した左の長谷川だ。
「いろんな気持ちを抱えながらいい準備ができた」という古巣戦。強烈なミドルはクロスバーに弾かれたものの、前半終了間際には井上の先制弾の起点となり、「時間をつくるのが自分の役目。狙いとしている攻撃ができた」とうなずいた。
一方、右の山下が喝采を浴びたのは後半3分。持ち前の快速を飛ばしてサイドを駆け抜け、「シュートコースはなかったが、キーパーが股を広げたのでそこしかないな」とうれしいJ1初ゴール。FW小川航が出場停止の中、「航基がいないからこそ俺が決めてやると思っていた」と胸を張った。(ニッパツ)