【賀名生】この地名読めますか?奈良の難読地名

【賀名生】この地名読めますか?奈良の難読地名

【賀名生】答えは「あのう」

奈良県五條市にある『賀名生』。

南北朝時代に、南朝の首都となった地域のひとつで、かつては「穴生(あなふ)」と書いた。後村上天皇が南朝による統一の願いを込めて「叶名生(かなふ)」と名付けたと言われてる。その後「賀名生」と改め、明治になってもとの読みの音に近い「あのう」になった。

月ヶ瀬梅林、広橋梅林と並んで奈良県三大梅林のひとつに数えられる「賀名生梅林」は南北朝時代にはすでに有名だったそう。

南北朝時代に南朝の皇居として歴史を刻んだ「堀家住宅 賀名生皇居跡」も見どころのひとつ。

歴史に思いを馳せながら、賀名生の地を散策してみてはいかが。

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