SOTOのライターはキャンプに最適! フィールドライターターボ2種を比較&レビュー

チャッカマンやライターといった、使い切りタイプの着火器具をキャンプで使っている人は多いはずです。しかし、チャッカマンやライターだと、天候によっては心もとないときもありますよね。そんなときにおすすめなのがSOTOの『フィールドライターターボ』と『フィールドライターターボミニ』です。どちらも風に強いターボ炎で、悪天候での着火もなんのその。使い切りタイプには珍しいアウトドア向けのデザインも魅力の1つです。今回は、SOTOのフィールドライターターボ2種を比較しながらレビューしていきます!

SOTOフィールドライターターボ&フィールドライターターボミニの概要! スペックの違いも解説

まずは『フィールドライターターボ』と『フィールドライターターボミニ』の概要や違いをチェックしていきましょう!

使い切りタイプのキャンプ用ライター

筆者撮影

今回ご紹介するのは、SOTOのフィールドライターターボと、フィールドライターターボミニの2種類です。

SOTO『フィールドライターターボ』

  • 価格:484円(税込み、公式通販サイト価格)
  • サイズ:幅39×奥行25×高さ278mm
  • 重量:60g
  • タンク容量:2.6g
  • 本体から火口の距離:14.5cm(実測値)

SOTO『フィールドライターターボミニ』

  • 価格:440円(税込み、公式通販サイト価格)
  • サイズ:幅34×奥行18×高さ185mm
  • 重量:40g
  • タンク容量:1.2g
  • 本体から火口の距離:7.0cm(実測値)

SOTOの着火器具と言えば、ガスを補充して使う『スライドガストーチ』が有名ですが、今回紹介する2種はガスの補充は必要ない、使い切りタイプの着火器具です。

また、フィールドライターターボとフィールドライターターボミニは、どちらも400円台で購入できます。

100均で手に入るチャッカマンやライターよりはやや高値ですが、風が強い日でも安定して着火できる「ターボ炎」や、キャンプに馴染みやすい見た目など、フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニならではの魅力もあります。

スペック比較

筆者撮影 左がミニ、右が通常サイズのフィールドライターターボ

フィールドライターターボとフィールドライターターボミニの主な機能として、ガス残量確認窓・セーフティロック・吊り下げ用フック穴・ターボ炎があります。

価格はフィールドライターターボが484円、ミニが440円とその差はわずかです。このように、機能面や価格に大きな違いはないものの、タンク容量や火口までの距離は大きく異なります。

タンク容量はフィールドライターターボが2.6gに対し、ミニは1.2gと倍以上の違いがあります。

サイズは本体の長さに10cm弱の差があり、コンパクトさを追求するならミニがおすすめ。ただ、ミニでも1.5合用のメスティンには入らないので注意してくださいね。

本体から火口までの距離は、フィールドライターターボが約14.5cm、ミニが約7.0cmです(どちらも筆者実測)。

筆者撮影

焚き火台の形状や着火する場所によっては柄が長い方が使いやすいので、使う場面を想定して選びましょう。

重量はフィールドライターターボが60g、ミニが40gで、どちらも軽量です。

また、その他の違いとして「点火スイッチの形状」があります。

筆者撮影

フィールドライターターボは平ら、ミニは楕円状の形をしています。平らな形状が使いづらいということはありませんが、楕円状の形はより指に馴染みやすい印象です。

SOTOフィールドライターターボ&ミニのおすすめポイント! 荒天でも使いやすくキャンプにおすすめ

ここからは、フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニのおすすめポイントを紹介します。使い切りタイプのライターの中では機能もデザインも抜群です!

風に強いターボ炎

筆者撮影

フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニのおすすめポイント、1つ目は風に強いターボ炎である点です。

点火をすると「ゴーッ」という音とともに勢い良く炎が出てきます。この勢いのおかげで風が強い日でも難なく着火が可能

一般的なチャッカマンやライターでなかなか火がつかない経験をしたことがある人には、ぜひ使ってみてほしいライターです!

吊り下げ用フック穴あり

筆者撮影

フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニともに、吊り下げ用フックがついています。

これが思いのほか便利で、テーブルの上に余計なものを置きたくない場面にピッタリです!また、吊り下げ用フックのおかげで「どこに置いたかな……」と探すことが減りますよ。

筆者は車中泊のときにはマグネットフックに吊り下げています。キャンプであればハンガーラックに吊り下げるのもおすすめですよ。

見た目がカッコ良い

筆者撮影

一般的なチャッカマンやライターは、ポップなカラーリングのものが多く「もっとシンプルでカッコイイものがほしい!」なんて感じている人も少なくないでしょう。

フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニは、黒い本体にSOTOのロゴが入っており、キャンプに馴染みやすいデザインです。

また、どちらも直線的な形状でスタイリッシュな印象を受けるので、デザインにこだわりたい人におすすめですよ。

SOTOフィールドライターターボ&ミニの気になるポイント! 火力調整とガス補充はできない

ここからは、フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニを実際に使って感じた気になるポイントを解説します。購入してから後悔しないよう、事前にチェックしておきましょう。

火力調整機能はなし

筆者撮影

フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニともに火力調整機能は付いていません

環境に合わせて炎を弱めたり、燃料を節約したりといったことができない点には注意しましょう。

使い切りタイプでガス補充はできない

筆者撮影

フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニはどちらも使い切りタイプであり、燃料がなくなったら利用はできません

繰り返し使いたい人には、ガスを補充して使うタイプのスライドガストーチがおすすめ。スライドガストーチはCB缶を使ってガスを補充し、繰り返し使用できるのでランニングコストを抑えられますよ。

使い切りタイプのライターならコレ! SOTOフィールドライターターボ&ミニは使い勝手抜群!

筆者撮影

今回は、SOTOのフィールドライターターボと、フィールドライターターボミニを紹介しました。

どちらも機能・デザインに優れた使い切りタイプの着火器具です。ランニングコストを考えるとガスを補充して使えるスライドガストーチに軍配があがりますが、フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニには、使い切りタイプだからこその手軽さや価格の安さがあります。

特に、着火器具を使う頻度がさほど多くない人の場合には、手軽なフィールドライターターボやフィールドライターターボミニがおすすめです。

今回の記事を参考に、フィールドライターターボ・フィールドライターターボミニをぜひ試してみてくださいね。

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