国内外の自動車の先進技術集結 横浜で展示会開幕、499社出展

初日の会場は多くの来場者でにぎわった=横浜市西区のパシフィコ横浜

 世界最大級の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2023」(自動車技術会主催)が24日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開幕した。国内外から499社が出展。脱炭素化やカーボンニュートラル(CN)、循環型の社会実現に向けた先進の技術が横浜に集結している。リアルは26日、オンラインは6月7日まで。

 昨年に引き続き、会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式での開催となった。30回目となる今年は16社が初出展。県内からは、日産自動車(同)、いすゞ自動車(同)、ニッパツ(同市金沢区)などが参加している。

 初出展のIJTT(同市神奈川区)は、電気自動車(EV)向けの製品として、モーターとインバーターが一体となった「eAxle(イーアクスル)」や、電動駆動ユニットなどを展示。脱炭素社会を支える技術をアピールする。

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