新湾岸道路整備に向け期成同盟会 設立

新湾岸道路整備に向け期成同盟会 設立

 千葉県と、浦安市から市原市にかけての湾岸部の6市は5月26日、新たな湾岸道路の早期実現を目指し、国などへ一層強く働きかけるための要望団体、「新湾岸道路整備促進期成同盟会」を設立しました。

 団体の設立総会が5月26日、千葉市内のホテルで開催され、熊谷知事のほか、千葉市や船橋市など、東京湾の湾岸部にある6つの市の市長と県議会議員らが出席しました。

 団体の会長に選任された熊谷知事は、「新湾岸道路は、我が国の国際競争力の強化や首都圏の生産性の向上、慢性的な交通渋滞の解消などに大変重要な道路。県と沿線市で一致団結して早期整備を目指していきたい」と述べました。

 総会では、国などへ提出する「新湾岸道路の整備促進に関する要望書」が決議されました。

 要望書では、新湾岸道路計画の早期具体化のため、国による概略ルートや構造の比較、検討のほか、必要な予算の確保などを求めています。

 新湾岸道路は、外環道の高谷JCT周辺から、京葉道路の蘇我ICと館山道の市原IC周辺に多車線の自動車専用道路を整備する構想で、国や県、千葉市、それにネクスコ東日本による「千葉県湾岸地区道路検討会」で2019年から検討を始めていました。

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