台風や豪雨に備えて国道127号で通行止め訓練

台風や豪雨に備えて国道127号で通行止め訓練

 本格的な雨のシーズンを前に、千葉県南房総市では5月29日、大雨による土砂災害被害を防ぐための訓練が行われました。

 訓練が行われたのは南房総市にある高崎トンネル前の国道127号で、道路を管理する千葉国道事務所や館山警察署などから計30人が参加しました。

 国道127号では連続雨量200ミリの基準値を超えた場合、土砂災害などの被害を防ぐため、高崎トンネルから南へ2.7キロの区間と富津市の金谷遮断機から南へ1.5キロの区間を通行止めにする「事前通行規制区間」が設定されています。

 訓練では停電を想定し、職員らがトンネルの前に設置された遮断機を手動でおろすなどして、通行止めの開始から解除までの流れを確認しました。

 千葉国道事務所の担当者は「ゲリラ豪雨などの異常気象も増えているので、速やかに対応できるようにしたい」と話しています。

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