R・ソシエダの来季CL出場が決定。エスパニョールが降格し、降格枠は残り1つに

ラ・リーガ 第37節 結果まとめ

写真:久保が所属するR・ソシエダは勝利ならずも、10年ぶりのCL出場権獲得を決めた ©Getty Images

5月27日から28日にかけて、ラ・リーガ第37節の10試合が行われた。

2位争いを演じるレアル・マドリードはアウェイでセビージャと対戦。開始早々の3分に失点する苦しい立ち上がりとなったが、29分にロドリゴが直接FKを沈めて同点に追いつくと、69分にはトニ・クロースのロングレンジのスルーパスから再びロドリゴ。巧みな個人技でDFをかわしてゴールに流し込み、レアル・マドリードが2-1で勝利を収めた。

3位アトレティコ・マドリードは、久保建英が先発出場した4位レアル・ソシエダとホームで対戦。37分にアントワーヌ・グリースマンのゴールで先制すると、後半に入り73分にはグリーズマンからのラストパスを受けたナウエル・モリーナが追加点。レアル・ソシエダも88分にアレクサンダー・セルロートが1点を返したが、2-1でタイムアップを迎えた。レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードは1ポイント差で最終節に臨むことになる。

5位ビジャレアルはラージョ・バジェカーノとアウェイで対戦し、1-2で敗戦。レアル・ソシエダとの勝ち点差が5に開いたため、レアル・ソシエダの4位と来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得が決定した。

ベティスは2-1でジローナに勝利し、アスレティック・ビルバオはエルチェに0-1で敗戦。ベティスの6位も確定し、ビジャレアルとベティスに来シーズンのヨーロッパリーグ出場権が与えられることとなった。

バルセロナはホームでマジョルカと対戦。キックオフ直後にアンス・ファティが先制ゴールを奪うと、24分にもファティが追加点。後半もバルセロナがペースを握ると、70分にはガビが追加点を奪い3-0で完勝した。

残留争いでは、ヘタフェは2-1でオサスナに勝利。カディスもセルタを1-0で下し、それぞれ13位、14位に順位を上げている。アルメリア vs バジャドリードはスコアレスドローに終わり、それぞれ勝ち点1ずつしか上積みできず。バレンシア vs エスパニョールは2-2の引き分けに終わり、19位エスパニョールの2部降格が決定した。

降格は残る1枠となり、ヘタフェ、カディス、バレンシア、セルタ、アルメリア、バジャドリードの6チームに可能性が残されたまま最終節を迎えることになった。


[ラ・リーガ 第37節 結果]
セビージャ 1-2 R・マドリード
ジローナ 1-2 ベティス
A・ビルバオ 0-1 エルチェ
A・マドリード 2-1 R・ソシエダ
バルセロナ 3-0 マジョルカ
ヘタフェ 2-1 オサスナ
カディス 1-0 セルタ
R・バジェカーノ 2-1 ビジャレアル
アルメリア 0-0 バジャドリード
バレンシア 2-2 エスパニョール

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