憂鬱な梅雨こそマナーを大切に!「傘美人」3つの心得

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:「傘」を持つときのマナー

過ごしやすい季節がきたと思ったら、まもなく梅雨シーズン!(地域によってはすでに梅雨入りをしているところもありますね)

これからの憂鬱な梅雨シーズン、みんなが心地よくハッピーに過ごせるよう、傘を持つ時のマナー、周囲への気遣いを大切にしたいですね。

この記事では、これから登場頻度が増える「傘」の持ち方、扱い方について、心得ておきたいポイントを3つお伝えします。

【1】傘をさすと時は、まっすぐ立てて持つ

傘をさす時、肩にかけるように傘をさす方がいますが、このもち方は後ろを歩いている人の視界を遮ることになり、とても危険です。

また、後ろの人は目の前に傘があると圧迫感を感じやすくなるため,ストレスにもつながります。

(肩にかけるように持つと、後ろの人の迷惑になる可能性が)

傘は、まっすぐさしている方が美しく見えるこおともありますし、傘をさすときは、背筋も一緒に「まっすぐ」を心がけましょう。

(バスを待つ時も、傘はまっすぐ立ててさしましょう)

【2】たたんだら、ベルトで締める

(ベルトでとめれば、スッキリ)

傘をたたんだ後は、たとえ短時間であっても、めんどうくさがらずにベルトでとめるようにしましょう。

傘のひだが開いてしまうと場所をとりますし、例えば満員電車などでは周りの人の服を濡らしてしまいます。

もちろん、傘立てを使う時も、ベルトでとめてからしまうとスマートです。

【3】たたんだ傘を持つときは、地面と垂直に

傘を斜めに持っていて、先端がいつの間にか前後の人に向いていた…なんて経験はありませんか?

逆に、前の人に傘の先を向けられてドキッとしたこともあるかもしれません。

歩く手に合わせて傘を前後にふってしまっている方もよく見かけます。

このような場合、悪気がないことがほとんどだと思います。でも、周りの人や、特に階段やエスカレーターで一段下にいる人は、ヒヤヒヤしていますよね。

ささずに傘を持ち歩くときは、上の写真の右の子のように、傘は地面と垂直になるよう、常に気を配っておきましょう!

自分の体の前に傘を持っておくと、さらに安心です。

また、腕にかけて持つ時は、傘を腕の外側からかけると、傘の先端が自分側にきます♪こんなちょっとした気遣いが、周りに安心感を与え、好印象につながるかもしれませんね。

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「傘かしげ」という江戸しぐさがあります。

これは、傘をさしていて人とすれ違うとき、ほんの少し外側に傘を傾けることで、傘と傘がぶつかったり、水滴が相手にかかったりすることを防ぐものです。

このように、さりげなく傘を反対側に持ち替える心遣いもできると、さらに良いですね!

じめじめする梅雨の時期、朝から快適な毎日がを送れるように、小さな心遣いを広めていきましょう♪

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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