【聞かせて】 No.813「藤井 公さん・『無花果』3商品がG7広島サミットロゴ使用を承認」

 代表取締役社長を務めるフジコーホールディングスのグループ会社「広島西洋菓子 無花果」の3商品焼き菓子「カーターショコラ」「廣島バウムクーヘン」「またきて四角」が、今月広島市で行われた先進7カ国首脳会議(G7サミット)公式ロゴマークの使用を認められ、2023年8月末までロゴを付けて販売されている。「これをきっかけに商品の魅力を広めたい」と話す。

 無花果は1986年、広島県で創業した洋菓子店で、2021年10月に同社が合併・買収(M&A)した。山口市内では新山口店と大内店の2店舗を展開しており、「販売する商品がゆくゆくは山口の銘菓になれば」と、期待を込める。

 趣味は「商品開発のための食べ歩き」。「お客さまへのこだわりは愛情、しんどさは差別化、苦労はやさしさ、一手間はおいしさ」を信条とする。

【プロフィル】1947年山口市大内生まれ。大内小・中、防府商業高(現防府商工高)を卒業し、富士銀行(現みずほ銀行)へ。25歳で帰郷し、うどん店「みほり峠本町店」を創業。現在はフジコーホールディングス社長兼MIHORI会長を務める。

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